作業事例 / 2017年4月30日

危険なタイヤ

2017年4月30日

軽自動車のタイヤ交換です。

 かなりタイヤが危険な状態でしたので、紹介します。

タイヤが製造されてから12年が経過し、至る所にヒビが入っています。これは、タイヤの柔軟性が失われており、路面を掴む力が低下していてスリップの原因となります。

 接地面の縦溝も亀裂になっています。この亀裂が深いと、タイヤの骨格部分にあたるスチールベルトに水が入り込みベルトが錆びて、その錆びが原因でベルトとゴム部が剥離して、タイヤが壊れてしまいます。

 最後にパンク修理箇所です。本来、パンク修理剤はトレッド面(接地面・上記のスチールベルトが入っている部分)のみ行うものです。この様にスチールベルトの無い部分に修理剤を打ち込むのは、空気の入った風船に針を刺すのと同じ様な事です。

 

 タイヤがこの様な状況でしたら、すぐに交換をお勧めします。

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