走行１１万ｋｍオーバーでがんばってるワゴンＲのオイル交換です。

　

　交換前にゲージでオイルを点検してみると・・・オイルに泡が混ざっています。これは、オイルが劣化して基本性能が失われている状態です。

　新品のオイルは泡が無いのが確認できます。

　エンジンオイルも天ぷら油と同じで、新品の状態から一度熱を加えると、酸化が始まります。それに加え、エンジン内部は非常に過酷な環境なので、定期的にオイルは交換が必要です。オイルが劣化（汚れ）切ってしまうとエンジン内部の汚れを落とせなかったり、潤滑性能がなくなり鉄同士の摩擦が大きくなり、エンジン内部が削れてしまったりします。

　３枚目の写真はオイルが取り切れなかった汚れが、オイルの入れ口（フィラー）まで上がってきたものです。

　交換サイクルは約３０００ｋｍから５０００ｋｍです。あまり距離を走らなくても、半年に１回の交換が必要です。

　エンジンを長持ちさせる秘訣ですよ。

担当者：吉住