サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

【ダイハツ・タント・LA600S】補機ベルト交換

【ダイハツ タント メンテナンス商品】
2020年4月21日

 

いつも茨城県 牛久市 上柏田 タイヤ館 うしく上柏田店のWebを御覧の皆様ありがとうございます♪
本日は、龍ヶ崎市よりお越しのお客様のダイハツ・タント・LA600Sの作業をご紹介いたします!

エンジンから異音がするということでご相談頂きました。

 

 

異音の原因は補機ベルトの摩耗によるものでした!

補機ベルトとは、エンジンの回転を利用し、コンプレッサーやオルタネーターなどを回して動かすためのベルトです。

エンジンが回転するたびに、ベルトはほんの少しずつですが摩耗していきます。

エンジンルームから甲高いキュルキュル音がしている車をたまに見かけますが、あれは大半が補機ベルトの摩耗・劣化が原因です!

 

 

右前のタイヤを外し、その奥にアクセスします。

クリップやボルトをとり、カバーを外すと、

 

 

見えてきました、これがオルタネーターのベルトです。

そして、

 

 

こちらはエアコンのコンプレッサーのベルトです。

特殊な構造が採用されていて、このタントのエアコンベルトはテンションを緩める機能がありません。

古いベルトはニッパーで切断して取り外します。

 

 

外したベルトがこちら

左がエアコンベルト、右はオルタネーター用です。

 

 

新品と並べると、溝の深さが明らかに違うのが分かります。

さっそく、奥側から新品を取り付けていきます。

 

 

 

オルタネーターは本体を動かして緩めてベルトをかければOKですが、問題はエアコンベルトです。

テンションを緩める構造がないので、取付けには特殊工具が必要です!

 

 

これが、このタイプのベルト交換専用の特殊工具です。

 

 

この様にベルトをひっかけ、

 

 

プーリーのボルトを回さば、きれいにベルトがはまります!

後はエンジンを回して点検をし、カバーを戻してタイヤを取り付ければ作業完了です!

 

 

まだ台数は少ないですが、今回のLA600Sタントのように、特殊工具が無ければベルト交換ができない車種が出てきています

当店でも全て対応できるわけではありませんが、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

カテゴリ:メンテナンス 

担当者:西中

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