【ダイハツ・ミラジーノ・L700S】補機ベルト交換
【ダイハツ ミラジーノ メンテナンス商品 その他 > 車検】
2019年11月13日
本日は、車検整備をお任せ頂いたダイハツ・ミラジーノの補機ベルト交換作業をご紹介致します。
エンジンの動力はタイヤを回転させて車を走らせるのが主な働きですが、それ以外にも回転エネルギーを利用して様々な機関を動かしています。
それら機関に動力を伝えているのが、補機ベルトです。
走行を重ねたり、年数を経るとベルトは磨り減り、劣化していきます。いずれは異音を出し始めたり、空回りを起こしたり、最悪は千切れてしまう場合もあるので、定期的な交換が必要な部品です。
基本的にベルトは、オルタネーターやコンプレッサーなど繋がっている機関を動かし、テンションを緩めて外していきます。
上図の中央下寄りのボルトが支点なので緩めて、
画像中央の右下のボルトを緩めれば、横長の穴にそって機関が動く仕組みです。
外したベルトがこちらです。溝が深くなり、全体にひび割れが発生しているのが分かります。
新品と比較すると、遠目に見ても色合いが大きく違うのが分かります。
恐らく、かなり長い期間使われていたベルトなのだと思います。
トラブルになる前に交換できて幸いでした。
逆の手順で新品を装着すれば完了です。
ベルトは、普段はなかなか意識しない部品かと思います。しかしバッテリーを充電するオルタネーターを回したり、エンジンを冷却するファンを動かしていたり、実は大切な役割を持っているのです。
エンジンをかけた直後にキュルキュルと音がすることはありませんか?お問い合わせはお気軽にどうぞ!
担当者:西中