本日は車検整備をお任せいただいているトヨタ・ハイエースのATF交換をご紹介します。

 

 

エンジンの生み出した回転エネルギーを変換してタイヤまで伝えているトランスミッションですが、エンジンなどと同様に機関内にオイルが入っています。

オートマオイルも走行を重ねれば汚れが溜まりますし、年月が経てば酸化により劣化します。それは燃費や加速の悪化に繋がり、極端な場合は部品の故障の原因となります。

 

 

専用の診断機にてオイルの汚れ具合を点検します。結果はイエローゾーン、つまり要注意段階でした。現状、オイルが汚れきっている状態ではありませんが、劣化が始まっているので早めの交換が推奨されるケースです。

 

 

ちなみに汚れを放置しすぎてしまった場合、診断結果がエラー判定となることがあります。そうなると今度は逆に、オイル交換をするとこで機関が故障するリスクが出てきます。ここまでくると、基本的には廃車にするまで同じミッションオイルで走り続けることになるでしょう。

 

 

今回使用するATFは、WAKO'SのセーフティSというオイルです。

近年増えてきた低粘度ATFにも対応しており、適合車種の多さが魅力です。

 

 

 

交換後の診断結果は、グリーンゾーン、つまり良好状態です。今後も安心して走行して頂けたらと思います。

 

ATFは、エンジンオイルと比べると知名度は低い部分かと思います。

しかし車の走行性能に直結する非常に大切なところです。

車種にもよりますが、基本的に点検は無料にて行いますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

カテゴリ：メンテナンス　

担当者：西中