サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

【スバル・ステラ・LA100F】補機ベルト交換

【スバル ステラ メンテナンス商品】
2020年6月22日

 

いつも茨城県 牛久市 上柏田 タイヤ館 うしく上柏田店のWebを御覧の皆様ありがとうございます♪

本日ご紹介するのは、スバル ステラ LA100F の、補機ベルト交換です!

 

 

エンジンの動力を利用して、エアコンのコンプレッサーや発電機(オルタネーター)などを作動させるのが補機ベルトの役目です。

エンジンの稼動時間に比例してベルトはごく少しずつ摩耗していきますし、経年劣化によってベルトにひび割れが発生することもあります。

今回は、ベルトから異音がし始めていたので交換をお任せ頂きました。

 

 

まず車体をリフトアップし、右前のタイヤを外します。

このカバーを止めているクリップとボルトを外し、奥にアクセスします。

 

 

ベルトが見えてきました。

 

 

まずは奥側のファンベルトからです。

オルタネーターの支点となっている右下のボルトと、上側にあるオルタネーターの位置を固定しているボルトを緩めます。

 

 

そしてテンションボルトを緩めればオルタネーターが動くので、ベルトを緩ませて外していきます。

 

 

次はクーラーベルトなのですが、ファンベルトとは違ってベルトがかかっている箇所を動かす構造になっていません。

よって、クーラーベルトは切断して外します。

少しだけ勇気がいりますね(笑)

 

 

ちなみに、こちらは外したファンベルトと新品の比較です。

 

 

 

こちらはクーラーベルトです。どちらも、明らかに溝が深く広くなっているのが分かります。

これを放置し続けると、ベルトが裂けたり、あるいは切れたりして走行不能になるケースも考えられます。

 

 

さて、クーラーベルトの取り付けには専用の工具が必要です。

 

 

このようにベルトを工具にひっかけて、プーリーを回すことでベルトをかける仕組みです。

この工具なしでこのクーラーベルトをかけるのは、物凄く難しいと思います。

 

 

このように、ベルトがかかる機関に位置調整機能がない車両が、ダイハツ系の車種で増えてきています。

整備工場によっては、まだ専用工具がなくベルト交換を断られてしまうケースもあるかもしれませんが、当店では対応可能ですので、お気軽にご相談くださいませ!

 

 

担当者:西中

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