フラッシング(エンジン内部洗浄剤)の効果!
エンジンオイルを交換しようと思いキャップを開けると…。(下写真矢印)
原因はエンジン内部で発生する水蒸気がキャップの裏側についてオイルと混じり合ったと考えられます。
クリーナーで洗浄するだけでもいいのですが、フラッシングしてキレイにすることに。
ついでにちょっとした実験をしてみました。
フラッシング剤を使用するときは
A フラッシング剤を暖気したエンジンに入れて、
10分〜20分間アイドリングしてからオイルを交換する方法。(即効性)
B エンジンにフラッシング剤をいれて車両を通常通り使用して、
次回オイル交換時にオイルを交換する方法。(遅効性)
今回はB(遅効性)でフラッシングして、どの程度でキレイになるか検証してみました。
車両 日産 デイズ
走行距離 23352km
通勤で使うぐらいで、一日の走行距離は10km程度。
エンジンが暖まる前に着いてしまう距離。(片道10分程)
条件はかなり悪いです。
1、80km走行後(23432km)
ほぼ変化はありませんでした。
2、148km走行後 (23500km)
表面は少し溶けている様に感じましたが大きな変化はありませんでした。
3、193km走行後 (23545km)
表面が溶けてきていますが汚れ自体は落ちていない状態です。
ここまで二十日間程かかりましたが、見た目で分かり易い効果はほとんどありませんでした。
やはり使用条件が劣悪すぎるのが原因と判断。
長時間のドライブをしてみようかとも思いましたが、アイドリングだけでも効果があるか試してみたいと思い実行しました。
結果、1時間おきにチェックするつもりがスッカリ忘れて3時間放置…。
3時間後の結果が下画像です。
赤矢印部に少しの汚れが残っているものの、ほぼキレイにおちました。
1時間おきにチェックし損なったのが悔やまれます。
結果
フラッシングする時はエンジンが充分に暖機されている事が重要。
その上で時間をかけたほうがキレイになることが分かりました。
上画像が今回使用したフラッシング剤です。
興味のある方はスタッフにお声かけください。
担当者:すがの