サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

スバル レヴォーグ VM型 ラジエター 交換 その②

【スバル レヴォーグ メンテナンス商品 パーツ取付 > 各種用品取付】
2024年1月22日

さて、前回は冷却水を回収し、ラジエターを外しました。

今回は『サーモスタッド』交換と復元作業になります。

【 前回はここまで作業しました 】

まずは、『サーモスタット』ってなんですか〜?って話。

『サーモスタット』とは、冷却水が流れる水路に設置された部品で、『冷却水の温度を設定された温度に保つ仕事』をしています。

クルマのエンジンに利用されているサーモスタットは、温度変化によって開閉する仕組みのバルブ式構造が多く、冷却水の温度に合わせて開閉することで、冷却水の通る道を調整しています。


冷却水が常温のときは、バルブはバネの力で閉じられています

エンジン始動後にエンジンの温度が高くなり冷却水の温度も上がってくると、バルブが少しずつ開き、ラジエーターへ冷却水を循環させるようになります。


そして、冷却水がエンジンの温度を保つために適した水温になると、再びバルブが閉じていく仕組みになっているのです。


このように、サーモスタットはエンジンの温度を管理し、効率良くエンジンの暖機・冷却をおこなっています。この部品が故障すると、オーバーヒートなどのトラブルの原因になることも…

【 サーモスタッ本体(他車種のサンプル画像) 】

さて、サーモもの取り付け位置ですが、レヴォーグの場合は排気管の近くで奥まった場所に設置されてます。交換には、ラジエターのロアホースとサーモキャップの取り外しが必要です。

 

【 サーモ設置位置(画像は交換後)  】

ホースは、固定しているバンドを緩めて位置をズラせば外せます。サーモキャップは、固定のボルトを外せば…取れないんです(笑)

サーモ本体に装着された漏れ止めのゴムパッキンがしっかり密着しているので、今回もサーモキャップを手で抑えながらハンマーで軽く叩きながらキャップを揺すって外しました。

 

サーモ本体は手で簡単に取り外せます。外したら、新品と交換するんですが…

 

サーモスタットには装着の向きがあるので注意が必要です。

サーモスタットには、冷却水やラジエターの交換をする際に行われる『エア抜き』をするための小さな穴(ジグル弁とか言われています)が空いております。

一般的にはこの穴が『上側』に来るように装着します。

※一部『下側』になるように取り付ける車種もあるようです。※

【 装着完了! 】

サーモを取り付けたら、サーモキャップをボルトで固定します。

ボルトは規定のトルク(6.4N/m)で締め付け、チェックマークを付けて交換は終了になります。

 

次回はアフターのラジエターの取り付けと復元作業になります。

次回で最終回です!乞うご期待!

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