サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

スバル レヴォーグ VM型 エアコンフィルター 交換 エバポレーター 洗浄

【スバル レヴォーグ メンテナンス商品 パーツ取付 > 各種用品取付】
2023年6月8日

〇〇様、先日は当店でエアコンフィルターの交換とエバポレーターの洗浄をしていただき、ありがとうございました!

その後、クルマの調子はいかがですか?

 

今回作業したクルマは、『スバル レヴォーグ(VM4型)』になります。

今回の作業、エアコンフィルターはよく聞く部品の名前ですが、『エバポレータ』ってなかなか聞かない部品ですので軽くご説明しますと、エアコンシステムに搭載された『熱交換器』の事です。

 

【 カーエアコンのシステムのイメージ図です 】

上記写真の『②』がエバポレータになります。

設置場所は、エアコンフィルターよりも奥まった場所に設置されているので、同じ車両でも年式や型式によっては、今回のエバポ洗浄サービスのような『直接洗浄液を吹きかける施工』ができない場合もあるんです

今回のクルマは、確認したら施工できる車両だったので、エアコンフィルターの交換と一緒に施工させていただきました。

 

ちなみに、吹き出し口に設置して状態を測る『測定器』も準備しているので、洗浄前の状態を測定します。

【 まずは目標を確認します! 】

作業に入る前にまずは下準備という事で、エアコンフィルターを外します。

また、ブロアファンも外すので足元のカバーなどを外していきます。

 

【 ブロアモーター(送風機)が見えました 】

この部品が『ブロアモーターファン』になります。

(上記イラストだとフィルターとエバポの途中にある「風車」みたいになってるところです)

エアコンの風量をコントロールしている部品で、この中のファンが回って空気をエバポレータに送り、冷やされた冷気が送風口より出てくるんです。

 

この部品、意外と壊れやすくデリケートなので、取り外しと設置は気を付けて作業します。

 

【 外れたブロアファンです 】

羽根の隙間にホコリが溜まっているので、装着前にエアガンで汚れを吹き飛ばしておきます。

電源のコネクターとビスが3本で留まっているので、今回は簡単に外せました。

 

【 ファンが外れたブロアからアクセス! 】

ファンを外した状態のブロアがこちら♪ 奥にある通路より洗浄ガンを差し込んで状態の確認・洗浄作業に入ります。

ここでいよいよ新兵器の登場です!

 

【 エバポレータ洗浄ガン 登場! 】

これがエバポレータ洗浄用ガンです!

長い噴射口の先にLEDライトとカメラが搭載されていて、明るさの調整と噴射口の向きは手元のスイッチとモニターで行います。

このガンにエアホースと洗浄液・コーティング剤の入ったボトルの装着を行って、さっそく作業開始!

 

【 洗浄ガンを差し込んでみます 】

洗浄ガンをブロアの通気口から差し込んで、カメラで確認しながら奥まで差し込んでいきます。

注意しないとエバポのフィンを潰しかねないので、注意してカメラを差し込んでいくと…

 

【 カメラ画像はこんな感じ! 】

見えました、エバポレータ本体です! 手元のカメラの画像も良く見えるので、注意深く観察するとフィンの隙間にゴミ?のようなものが… フィルターは設置されてても、すり抜けたりしたゴミでしょかね(^^;

 

さらに観察すると、エバポレータの周囲はクッションスポンジが隙間を埋めるような感じに貼られていました。このスポンジがエバポレータで発生した水(結露でできる水)を吸って、しっかり乾燥しないまま暗所でジメジメ…ときたら、カビが発生してるかも(^^;

 

【 ターゲット視認! いざ、洗浄! 】

エバポ本体が確認できたら、いよいよ洗浄作業開始です。

手元のカメラ画像を見ながら、ホースの長さや向きを調整してエバポ本体にまんべんなく洗浄液を噴霧していきます。

洗浄液は、エアの圧力でタンクから吸い出され霧状になってエバポ本体に接触。洗浄液の成分とエアの圧力で汚れを取り除いていきます。

噴霧時間は、3~5分位ですね。

 

【 洗浄後の除菌・消臭剤を噴霧中 】

洗浄が終わったら、除菌・消臭剤を噴霧していきます。

ガンのボトル受けに消臭剤のボトルをセットして、ふたたびカメラを見ながらエバポ本体へ!

本体に届いたら、再びエアで薬剤を噴霧開始!!

 

先ほどの洗浄剤と除菌・消臭剤はエバポ本体とその周りに作用しながら、車体下にある排出ホースから外に排出されていきます。

こちらも噴霧時間は3~5分です。

【 排出された洗浄液がこちら 】

排出口に受けを置いて、排出された洗浄液を集めてみました。

ん~~何とも言えない水色ですね(^^; ポヤポヤ浮いてるのは洗浄されたホコリかな…?

地味に底にも黒い粒々が溜まってる…

 

【 測定器で愛車の状態を確認できます! 】

エバポ本体の洗浄が終わったら外したブロアファンを清掃し戻しエンジンをかけ、15~20分程乾燥工程に入ります。

 

その間、新しいエアコンフィルターを準備したり機材の洗浄を行っておきます。

乾燥が終わったら、測定器で洗浄後の状態を測定します。

結果、洗浄前よりも数値の改善が見られました!!

 

【 エアコンフィルター本体 】

最後にエアコンフィルターを設置するんですが、その設置場所もホコリで汚れていたので濡れタオルで掃除しておきます。

以上でエアコンフィルター・エバポ洗浄作業は終了になります。

 

これからの時期、エアコンを使用する機会が増えると思います。

定期的にフィルターを交換していても、エアコンを使うと『埃っぽい』や『カビ臭い』などの症状がある場合はエバポレータの洗浄を試してはいかがですか?

 

〇〇様、本日はありがとうございました!

また何かあれば、お気軽にお声がけください。

-----------------------------------------------------------------------------------------

宮城 富谷市 大清水 タイヤ タイヤ館 ホイール メンテナンス ドレスアップ

エンジンオイル バッテリー エアコンフィルター ワイパー フラッシング ATF

ヘッドライトコーティング RECS  空気圧点検 パンク修理 ドラレコ ドライブレコーダー

レクサス トヨタ ニッサン ホンダ ダイハツ スズキ スバル ミツビシ マツダ 輸入車

SALE セール ブリヂストン

-----------------------------------------------------------------------------------------

タイヤ館 富谷
住所:981-3329宮城県富谷市大清水1丁目32-5
電話番号: 022-358-0071
相談予約

タイヤ点検・安全点検/タイヤ履き替え/オイル交換/その他ピット作業の予約

カテゴリ:エアコン メンテナンス作業 用品取付 

担当者:さくらい