前回の続きです！

前回は、冷却水を抜きオルタネーターを外すところまでお伝えしました。

今回はその続きをお届けします！

 

 

続きまして、オートテンショナーとアイドラプーリーを外します。

と言っても、アイドラプーリーはボルト1本で留まっているだけの部品ですので、このボルトを緩めてあげれば取れます。とっても簡単です！

 

オートテンショナーは、補機への駆動を伝えるベルトの張りを調整する部品で、ゴムのねじり変形の作用を用いたものと圧縮コイルバネの変形を用いたものがあります。

 

この部品も、ボルト５本で留まっているのでそれを緩めてしまえば簡単に外せます！

【　使用済み品と新品のオートテンショナー　】

これも外観では傷んでなさそうですが、使用済み品を手で回してみるとゴロゴロ、ジャーーーッッとスムーズに回転できなくなってます。

 

 

続いて、ウォーターポンプの取り外しです。

まずは、ラジエターキャップが装着してあるホースが繋がるバイパスを外します。ここにはラジエターに繋がる太いホースやら細いホース、サーモスタッドなどが設置されております。　さらにカバーやイグニッションコンピューター等、周りの付属品を外すとウォーターポンプ本体にアクセスできます。

 

本体のボルト10mmと12mmのボルトを外すと、エンジン内に残っていた冷却水が滝のように溢れてきます(笑)　床一面、冷却水の海になってしまいました(^^;

【　使用済み品と新品のウォーターポンプ　】

ウォーターポンプは、エンジン内部の冷却水を循環させる役目をした部品です。この部品が傷むと、・冷却水の漏れ　・異音などのトラブルに繋がります。使用済みの本体からプーリーを移植しておきます。

 

これで、今回交換する部品はすべて外し終わりました！そのエンジンルームがこちら！！

 

 

ここまで来たら折り返し！

 

ウォーターポンプの取付する際は、設置面の清掃を行い組み付けます。

漏れ止めのパッキン、ガスケット関係も新品に交換しておきます。

【　清掃前　汚れがこびりついてますね(^^;　】

 

【　清掃後　キレイになってこれで安心(^^)　】

 

戻す手順は、外したのと逆になります。

部品の交換、締め付け・ホース類の繋ぎ忘れの確認、端子・コネクターの接続忘れ、ベルトの装着を確認して後、ラジエターに冷却水を注入してエンジンをかけて冷却水経路に混入したエア抜き・サブタンク内の水量調整を行い、作業は完了になります。

 

〇〇様、今回もありがとうございました！

また何かあれば、お気軽にご来店・お問い合わせください！

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カテゴリ：用品取付　

担当者：さくらい