トヨタ ヴォクシー ハイブリッド 80系 バッテリー 交換
〇〇様、先日は当店でバッテリーの購入・交換をしていただき、ありがとうございました!
その後、クルマの調子はいかがですか?
今回作業したクルマは、『トヨタ ヴォクシー ハイブリッド』(80系)になります。
トヨタ自動車が販売している5名または8名乗車のミニバン型乗用車です。姉妹車の『ノア』と比べて、ドレスアップ志向の強い外観がカッコいいですよね♪
さて、こちらのお客様は以前タイヤ交換で当店をご利用いただいた際、点検でバッテリーの交換時期をお伝えし。この日の交換となった次第です。
ヴォクシーハイブリッドが登場したのが、2014年2月になります。初期型はもうすでに登場から6年を経過しているわけですが、その間『バッテリーを交換した』という方はほとんどいらっしゃらないんではないでしょうか? こちらのお客様も一度も交換したことが無く、当店の点検で交換時期であると判明したわけです。
そのバッテリーがこちら!
バッテリーの外観は、汚れもなくまだまだ使えそうですよね?
しかし内部の部材は確実に劣化しており、『電気を溜めておける性能』は低下しています。携帯電話なども、長く使っているとバッテリーの劣化で、すぐ充電がなくなりますよね?
それと同じことがクルマのバッテリーでも起きます!!
ちなみにこのバッテリーは、2015年3月10日製のバッテリーを搭載してました。指で刺してる数字が、このメーカーの製造年月日の表記になります。
一般的にバッテリーの交換時期は『使用開始時期から3年』と言われています。
ではなんで今回、5年も交換しなかったかと言えば『ハイブリッド車特有の理由』があると思います。
ハイブリッド車には、走行用の『駆動用バッテリー』とオーディオやシステム起動用の『補機バッテリー』の2つが搭載されています。←意外と皆さん、知らないんですよ!
駆動用バッテリーは、クルマの一生の中で交換することはないですが、補機バッテリーの方は、定期的な交換が必要になります。
ちなみに、ハイブリッド車でバッテリーが上がるとどうなるか…
まずは『キーレスエントリーが作動しない』( ゚Д゚)! ドアノブにタッチや手持ちのキーで操作しても、うんともすんとも言わないんです(X_X)
じゃあ、運よくドアを開けることができた(従来のカギで開けた)場合、どうなるのか。
『スタートスイッチを押しても、ハイブリッドシステムが起動しない』んです( ゚Д゚)!!
実は、ハイブリッド車でクルマのエンジンをかける仕事をしているのは、駆動バッテリーの電力なんです!!
じゃあ、補機バッテリーはというと、要となる『ハイブリッドシステムの起動』という仕事をしているんです。←スタートボタンを押すと、メーターの画面に『READY』って点灯しますよね。あれがハイブリッドシステム起動の合図なんです。ハイブリッドシステムが起動しないと、駆動用バッテリーの力も使えないんです(T_T)
そしてなんといっても、バッテリー搭載位置の違い。
一般的なクルマは、ボンネットの中にバッテリーがありますが…
(緑のラベルが貼ってある物がバッテリー本体です)
ハイブリッド車のバッテリーの搭載位置は、車内にあるんです!! 30型プリウスはトランクの右側・床下に。アクアは運転席側の後部座席下(!)にあります。
このヴォクシーは、リヤの荷室の下に搭載されています。また、室内の搭載ということで、バッテリー内部で発生するガスを車外へ排出する専用のホースが接続されています。
バッテリー本体♪
ホースはこんな感じ♪
ここがミソ!
一般的なガソリン車と違って、ハイブリッド車はエンジン始動のプロセスが違うのと、搭載位置の関係で簡単に点検できないんです!!しかも搭載されているのは、ハイブリッド車専用品のバッテリーになります。室内の搭載なので、外観が汚れてないのも納得ですよね♪
皆さんがお乗りのクルマ、特にハイブリッド車にお乗りの方。バッテリーはいつ交換しましたか?
クルマを買ってから、5~6年経過している方。クルマの年式が3~5年前の登録のクルマ。まだまだ乗り続ける予定の方。
トラブル前に一度、バッテリーの点検をしておいてはいかがですか?
当店では、ハイブリッド車に適合する専用バッテリーも取り扱っております。お気軽にお問い合わせください♪
※トヨタ ヴォクシー C-HR ヴィッツ アクア プリウス プリウスα ハイブリッド車 専用 バッテリー 交換 お気軽 富谷市 タイヤ館
担当者:さとう (文章はお馴染みのさくらいです(^^)/)