手稲店かけるの毎日

国産・輸入車、新車・旧車問わず作業しております(^_-)-☆ 2023.08よりブログではなく、こちらに作業内容等をUPします(^^♪

ブレーキローター、健康ですか!?(;´Д`)?

2022年10月11日

‶今年も全力で皆様のカーライフのお手伝いをさせて頂きます(`・ω・´)シャキーン”実行委員長かけるです。

 

コチラの記事は2022.01.18のスタッフ日記の再編集です。

 

昨今の札幌の塩カル散布量は半端じゃ無く、冬のメンテナンスで最も重要なのは‶洗車”と言っても過言ではないほどです(>_<)

ピッカピカにしなさいと言うわけではなく、融雪剤=塩分をなるべく洗い流して下さいと言う事です。

「そんなこと言ったって、融雪剤なんて毎日撒いているでしょ!?」

その通り、しかも、海水もそうですが、粘度があり一度付着すると落ちません。

ちなみに、融雪剤でサビが進行するメカニズムは塩で錆びるわけではないそうで、塩カルを含んだ水溶液が蒸発せずジメジメしたままになる事が錆びの主たる原因です。

幸い、塩化カルシウムは水溶性なので水に溶けます。

ですから、シャバシャバの融雪剤ゾーンを走行した後は乾く前にクルマを洗ってあげるとキレイに落とすことが出来ます。

あとは走行前にWAXなどで、撥水・保護してあげるとより良いのは言うまでもありません。

 

それと、塗装やコーティングなどがブレーキディスクは塩害をもろに受けやすいですが、これも走行後にご家庭のホースリールからの水でも十分ですのでかけてあげると相当量の塩分が洗い流せます。

お湯だと尚いいですね(^-^)

それをしないでそのまま乗っていると・・・

 

 

こんなんなっちゃいます(>_<)

ちなみにおクルマは

 

 

‶レクサス LS 600Lh”

こちらのおクルマは先日アライメント調整ご依頼の際に、試乗させて頂きブレーキを踏むと

「ドドドドドドドドドドドドドド」

と振動が発生しておりましたので、ブレーキの異常をお伝えした所交換したいとの事でご依頼頂きました。

 

見た目もそれなりに

 

 

やれてはいまして、表面も

 

 

大分、サビにやられてはいましたが裏面がヒドかった

 

 

振動の原因はこれでしょうね。

厚みの違いが出ているのでブレーキが瞬間的に

効いて→緩んで→効いて→緩んでを繰り返す形になります。

これが振動として、発生します。

で、効いた瞬間にアイスバーンなどでタイヤの回転がロックしてしまうと、そこでABSが介入してブレーキを緩めます。

ローターがゆがんでいたり、腐食がひどいと必要以上にブレーキが緩んでしまうので制動距離が伸びてしまうんですね。

感覚的には、‶タイヤが効かない”と錯覚してしまうんですが、実はブレーキのせいだったりします('ω')ノ

ちなみに、新旧比較すると

 

 

こんな感じで裏面も

 

 

これをさっくり取付て、ブレーキパッドも新品へ。

 

 

トヨタのこのクラスの大きいのや、僕のマークXにも付いてる4POTブレーキはブレーキグリースを選びます( ̄▽ ̄)

それはとても鳴きやすいから。

今日知りましたけどレクサス純正でも、そういう物を使っているらしいですョ(*´ω`)

これで振動ともおさらばで、タイヤの効きも良く感じるかも!!

担当者:かける(`・ω・´)