デフ交換☆『デフって知ってますか?』
こんにちは☀
本日はデフ交換のお話です。
タイヤ館の取り扱い品目には余りありませんが、ごく稀にこの作業をやる店舗があります。
この店がそうです。外注作業ではありません。自前の作業です。
私、河野もこの手の作業がPITで行われているのを見るのは10年振り位です(^_^;)
メカ長の田口があまりにサクサク作業を進めてしまうので写真が追いつきません(@_@;)
気づいたらデフが下りていて、気づいたら新旧のデフが並んでいて、気づいたらリングギアが
外れていて、気づいたら既に復元されていました。
お車はローレルだったのですが、作業手順はこんなもんではありません。
手馴れているとは言え、何とも手際のいいこと…(゜o゜)
リリースされている車種は限られてしまいますが、今回はクスコさんのデフをチョイス。
『デフ』と書いてきましたが、正式には『LSD』(リミテッド・スリップ・デフ)
自動車の左右のタイヤはコーナリングをし易いように、片方のトラクションが抜けると
(片方が空転すると)反対側のタイヤへの駆動も制御(回転しなくなる)されるように
なっています。これだと、ほーんとに普通に乗っている時はとっても楽にコーナーを抜け
られるんですが、ちょこっと速いスピードでコーナーに突っ込んで、ちょこっと速いスピード
でコーナーを立ち上がりたいなんて時には、アクセルを踏んでも車が前に進んでくれません。
そんな時にスリップ(空転)をリミテッド(限定)して駆動を両輪に伝え、車を力強く押し出す
デフがLSDなんですね!(分り辛いか?)
普通に乗っている方には、あまり縁のない部品なのは確かです。いたずらにLSDを入れちゃうと
乗り辛く感じる人の方が多いのも確かです。この部品を入れるなら、それなりの覚悟が必要です。