スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

冬タイヤは使えますか・・・?

2021年5月24日

 

5月も終わりに差し掛かってきて夏タイヤへの交換が済んだ方も多いと思います。

当店ではタイヤ交換の際に冬タイヤの状態も確認させていただき、

次回の冬にも使えるかをお伝えさせていただいています。

しかし、中にはご自身でタイヤ交換を行い、

冬タイヤが使えるか判断が難しい方もいらっしゃるかと思います。

実は冬タイヤの使用可否は単純な溝だけではなく、他にも要素があるんです。

またお店で『冬タイヤダメって言われたけどまだ溝あるじゃん!』

と思った方もいらっしゃるかと思いますので、

今回は冬タイヤの使用可否についてご説明したいと思います。

 

冬タイヤを見る際に大事になってくるポイントは主に2つあります。

 

  1. 残りの溝がどれくらい残っているか。

  2. ゴムが固くなってしまっていないか。

 

まず『①残り溝』に関しては、

夏タイヤと冬タイヤでは残り溝の基準が変わってきます。

夏タイヤは残り1.6mm以下になると車検は通らなくなりますね。

(実際は残り4mm以下になると制動距離は伸びてしまうので、

交換をオススメする場合もありますが、それはまた今度の機会にご説明します。)

冬タイヤは『新品溝の半分』を超えますと『プラットフォーム』が出ます。

 

 

この溝を超えると冬タイヤとしての性能は期待できません。

プラットフォームの場所はすぐわかるようになっていますよ(^O^)

 

また、手を汚したくない方にはこんな測り方もあるんですよ!

まず100円玉をご用意ください。

画像のように『1』が見えない場合はまだ溝があるようです。

しかし『1』が見えていたら要注意・・!

交換が必要な場合がございますので、是非一度当店にタイヤをお持ちください。

この方法は簡単な見方なので必ず大丈夫というわけではありませんが、

是非試してみてください(^^

 

次に『ゴムの硬さ』に関してですが、

実は冬タイヤはゴムの柔らかさが命といっても過言ではありません。

実際にタイヤの溝はあるのに滑ってしまったという経験をされた方も

いるのではないでしょうか。

恐らくゴムが硬くなってしまっていて滑ったのだと思われます。

冬タイヤは専用の硬度計で硬さを測定するのですが、

この数値が『56』以上になってしまいますと、効果が十分には発揮されなくなる

可能性が出てきます。

『冬タイヤまだ12シーズンしか使っていなくて溝もまだあるのにダメと言われた~』

なんていう経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その場合は夏を超えたタイヤが何らかの原因で硬くなってしまったのではないでしょうか。

ブリヂストンのブリザックで採用されている『発泡ゴム』は固くなりにくく、

溝がなくなりきるまで使えることが多いので非常にお勧めですよ!(^_-)-☆

溝はご自身でご確認頂けると思いますが、

『硬さ』に関しては専用の硬度計が必要となるので、

気になる方は使っていた冬タイヤを1本お店に持ってきてもらえればすぐ確認いたします!

 

そこで気になるのが、『冬タイヤっていつ買うのがお得になるのか・・・』だと思います。

私が思う答えは『オフシーズンの今くらいの時期』もしくは『シーズン前の商談会』

タイヤ館では毎年10月頃に商談会を開催いたしておりますので(時期がずれることがありますが)

そのタイミングは毎年お得な価格となっております。

また今くらいの時期ですと越年の在庫処分として特別価格にてご案内させていただいております!

現在5月31日までアウトレットセール開催中ですので、お値段だけのお問い合わせも大歓迎です!

お電話でお問い合わせの場合はタイヤのサイズだけご確認お願い致しますm(__)m

(例:175/65R15など)

 

 

 

担当者:S.SAKAI

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