日産キューブ(Z11) オルタネーター&アイドラプーリー&ファンベルト&ウォーターポンプ 交換
日産のキューブにお乗りのお客様より「エンジンルームから異音がする」とのことで相談を受けました。
早速お預かりして調べてみると・・・
確かにエンジンをかけるとボンネットの中から「ガラガラガラ」と異音が聞こえます。
ボンネットを開けるとさらにその音は大きく、耳障りです。
お車自体がかなり年数が経っているので「エンジンが壊れたのかな?」とも思いましたが、とりあえず原因を調べることにしました。
まずは診断機を使って故障個所を見てみると・・・
「バッテリー電流センサー故障」と出ました。
おそらくオルタネーター(発電機)が故障しかけていると思われます。
異音もオルタネーター(発電機)周辺から大きく聞こえていました。
ここからは杉山整備士にバトンタッチしてさらに詳しく調べてもらいました。
結果! オルタネーター(発電機)&アイドラプーリーが不良との結論に至りました。
お客様にご説明をしたうえで早速修理を行います。
部品もそろったので作業開始です!
まずはオルタネーター(発電機)です。
オルタネーター(発電機)は車にとって大変重要な部品です。
エンジンの動力を利用してベルトを回し、発電機内のコイルを回転させることで発電し、常にバッテリーに電力を供給しています。このオルタネーターが壊れるとバッテリーが上がり、エンジンがかからなくなるだけでなく車に必要な電子部品の動きがすべてストップしてしまいます。
よくバッテリー上がりで入庫する車がありますが、時々このオルタネーターが不良でバッテリーが上がってしまうケースも多々あります。
今回はリビルト部品(再生部品)で交換させていただきました。
同時にアイドラプーリーも交換します。
アイドラプーリーは車のエンジンの点火・バルブ開閉に関わるベルト、ファン・エアコンの動作に関わるベルト、さらにパワステの駆動に関わるベルトといった、車の構造に不可欠なベルトを支えるローラーです。
「アイドラ」とは「遊び」という意味で、この部品自体が何か動力を生み出しているだけではなく常にクルクル回っているだけですが、このアイドラプーリーがスムーズに回転することでベルトが綺麗に回ります。
「遊んでいるプーリー」という名前ではありますが、常に頑張って回転している重要な脇役です。
念のためウォーターポンプも同時に交換しました。
ウォーターポンプはエンジンのオーバーヒートを防ぐために欠かせない部品です。
エンジンを冷やすための冷却水(ラジエーター液)を循環させる役割があります。
こちらの部品もクルクルと回転しますので交換させていただきました。
最後にファンベルトを新品に交換します。
このベルトがスムーズに回ることでオルタネーター(発電機)&アイドラプーリー&ウォーターポンプを動かしてくれます。
外したベルトはやはり劣化していました。
仕上げにラジエーター液の交換とエア抜きを行えば作業完了です。
異音もすっかりなくなり正常な状態に戻りました。
外した部品すべてにガタがあったので異音の原因はベアリングのガタだったと思います。
長年の使用で部品自体が故障してしまったのでしょう。
修理完了後お客様にお車をお返ししましたが「廃車にしなければいけないかと思ってましたが良かったです。あと数年は乗りたかったので助かりました!」とうれしいお言葉をいただきました。
お役に立てて何よりです。
車も機械ですのでいつかは壊れます。
それでも日々のメンテナンスをしっかりと行えば長く使い続けることができます。
少しでも「おかしいな?」「いつもと違うな?」「音がするな?」と感じたらきちんと点検と整備を行いましょう。
車を長くお使いいただくために非常に重要なことです。
担当者:池田
レクサスRX アレンザ001取付&アライメント
レクサスRXのお客様にタイヤ交換とアライメントのご依頼をいただきました。
タイヤは ブリヂストンアレンザ001 235/55R20 です。
いつもの手順でしっかりと取付作業を行っていきます。
仕上げはアライメント調整です。
高級タイヤ「アレンザ001」の性能をしっかりと発揮させるためにはアライメント調整が欠かせません。
こちらもしっかりと調整させていただき作業終了です。
これで安心&安心、そして快適な運転ができることと思います。
お買い上げありがとうございました。
担当者:池田