サービス事例 / 2020年6月17日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

DA17V エブリイワゴン オーバーテックMAX40 車高40mmアップ

【スズキ エブリイワゴン その他 パーツ取付 > 各メーカー 車高調 ダウンスプリング ショックアブソーバー交換 スポーツブレーキパッド ローター 純正部品各種取付】
2020年6月17日

オーバーテックさんから発売されている「MAX40」リフトアップブロックキットの取付です。

以前取付事例をご紹介させていただいてから非常に反響が大きくて、よくお問い合わせをいただく商品でもあります。

前回の取付させていただいたお客様はご自宅の車庫に大きな段差があり、車庫入れをスムーズに行うためにリフトアップを希望されました。

「スズキ エブリイ(DA62W)  車高アップとタイヤホイールセット 取付」

 

車のスタイルをよくするためのローダウンやリフトアップはよく聞く話ではありますが、カーライフをより快適にストレスなくおくる為に車高を変える方も多くいらっしゃいます。

例えば、自宅の車庫の屋根が低いためにローダウンを希望される方や荷物や人の乗り降りを少しでも楽にする為に車高を下げる方。

悪路を走るために車高を上げる方、乗り心地を改善するために車高を変える方などなど・・・

ライフスタイルに合わせて車高を変えるのは決して不自然なことではありません。

 

本題に入ります。

今回のお車はDA17Vのエブリーワゴンです。

 

 

こちらのお客様はプライベートで山に行くことが多いそうです。

山と言っても整備された舗装路を走るのではなく、砂利道やぬかるんだ道、大きな石がゴロゴロ落ちているような非舗装路をよく走られるそうです。

*車の荷室には明らかにそのような場所に行かれるであろうと推測されるものが多く積んでありました。

そうなると問題になるのが、悪路を走行時に「車の腹下」を擦ってしまうことです。

車のボディーの下側には様々な重要部品がついています。

エンジンオイルが入っている「オイルパン」をはじめ「トランスミッション」「マフラー」「シャフト」など車を動かすうえで重要なパーツがむき出しでぶら下がっています。

そんな重要な部品が走行中に破損すれば当然故障の原因になります。

今回のお客様もそんな不安を解消するべく当店に部品の取り付けをご依頼いただきました。

 

車高を上げるための部品は色々ありますが、大きく分けて2種類に分かれます。

一つは「スプリング&ショックアブソーバー」を長いものに変える方法です。

車を支えているスプリングとショックアブソーバーを長いものに交換することで長くなった分車高を上げることができます。

この方法が最も一般的ですが部品代が高価になります。

二つ目が今回取り付けた「リフトアップブロックキット」です。

もともと装着されている足回り部品の上部にブロックを挟み込むことで車高を上げます。

部品代も比較的安価で取付も容易に行えます。

 

早速部品を用意して取付開始です。

 

 

このブロックを足回りに取り付けます。

 

 

特別難しい作業ではありませんが、こちらの車種の場合アッパーマウントの純正ボルトを取り外す必要があります。

ひたすら叩いて取り外すだけです。

 

 

あとは所定の位置にブロックキットを取り付ければ完成です。

 

 

取付前

 

 

取り付け後

 

 

仕上げはもちろんアライメント調整です。

 

 

車高を変えればアライメントが狂ってしまうことは何度もお伝えしておりますが、基本的にローダウンを行うとキャンバーが「ネガティブキャンバー(ハの字)」になりやすく、リフトアップを行うと「ポジティブキャンバー(逆ハの字)」になります。

今回も取付時には極度のポジティブキャンバーにならないよう多少調整をして取付しました。

 

 

しっかりと調整後、試乗を行い不具合がないことを確認したら作業完了です。

お客様にもご満足いただけたことと思います。

お買い上げありがとうございました。

 

担当者:池田

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