サービス事例 / 2018年2月2日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

プリウス(G's) アルミホイールのリム傷修理

2018年2月2日

プリウスのG'sのお乗りのお客様よりタイヤのご注文をいただいたのですがその際

「ホイールの傷も一緒に修理できますか?」と聞かれました。

確かに、ホイールをよく見てみるとリム部分に縁石に擦ったと思われる「ガリ傷」があります。

 

 

今回のお客様だけでなく、プリウスのG'sグレードはホイールを傷つけられる方が多いようです。

タイヤサイズが215/40R18と扁平率が低く、タイヤの側面が非常に薄くなっています。

その為、ノーマルグレードのプリウス(195/65R15装着車)に比べると、縁石にタイヤをぶつけた際ホイールに傷がつきやすい傾向がございます。

当店では今までずいぶん多くのお客様のホイール修理を行ってきましたが、純正ホイールの修理で一番多い車種がこの「プリウスG’sグレード」と言えます。

 

今回は「簡易修理で構わない!」とのことでしたので、タイヤ交換と同時に当店でお直しすることにしました。

(専門業者に依頼する修理方法の場合は1~2週間お時間をいただいております)

 

早速車をお預かりし、修理開始です!

 

まずはホイールとタイヤをばらします。

 

 

ホイールだけになったら、傷のある個所を最初は「棒ヤスリ」である程度削っていきます。

この時、ムキになってその場所だけゴシゴシ削りすぎると、後で目立ちやすくなりますのでバランスよく全体的に削ります。

 

ある程度削れたら今度は紙ヤスリを使います。

はじめは320番~400番程度の粗い目のヤスリで削ります。

その後800番でほぼツルツルにして最後は1200番でピカピカになるまで磨きます。

仕上げに「液体コンパウンド」でゴシゴシ磨けばある程度目立たなくなるまで綺麗にお直しすることができます。

あとはタイヤを組み付けて作業終了です。

 

 

お客様にも喜んでいただくことができました。

ご利用ありがとうございました。

 

 

作業時間は1本につき1時間程度です。

傷を目立たなくしたい!という方はぜひご相談ください。

 

 

担当者:池田