サービス事例 / 2018年12月5日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

スバル フォレスター タイロッドエンド交換&アラインメント調整

【スバル フォレスター その他 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2018年12月5日

スバルのフォレスターにお乗りのお客様からこんなご相談を受けました!

「ハンドルの応答性が以前より悪くなった気がするのですが、車が古くなったせいでしょうか?」

 

 

確かにこちらのフォレスターは走行距離が15万キロオーバー!

年数も10年以上経過しています。

それでもお車を大切にされているお客様ですので、メンテナンスはしっかりと行ってきたようです。

車の外観も綺麗でそんなに走ってる車とは思えないほどよく手入れがされています。

 

つい最近タイヤを新品に交換したそうですが、タイヤを交換した直後から、ハンドルの応答性の悪さが気になり始め、当店に相談に来られました。

実はタイヤを新品に交換すると、車の悪いところや古くなってきた箇所が顕著に表れることがあります。

タイヤの剛性やグリップ力が上がった分、古くなった個所や痛んだ部品などに急に負荷がかかる為です。

今回のお客様の場合、お車を拝見させていただいた限り特にこれと言って悪い箇所は見当たりませんでしたが、「ハンドルの応答性が悪い」ということでしたので、こちらの部品を交換してみることにしました。

 

「タイロッドエンド」です。

 

 

タイロッドとは、ステアリング操作車輪伝達する際に利用される棒状部品です。

簡単に言うと、ハンドルを操作した際にこの棒状のタイロッドが左右に動くことでタイヤの向きを変えることができます。

車をコントルールするうえで非常に重要な部品でもあります。

タイロッドエンドブーツを取り換えることはよくありますが、タイロッドエンドそのものを交換することはあまりありません。

しかし、今回はお客様からの強い要望もあり、タイロッドエンド交換とアライメント調整を実施することにしました。

 

作業は新人の西澤スタッフが気持ちよく引き受けてくれました!

もちろん杉山主任の厳しい監督下での作業です。

 

 

外したタイロッドエンドはこんな状態でした。

今まで何万回とハンドル操作をする度に酷使されてきた部品です。

多少のガタや傷みはあるように思えます。

 

 

新品のタイロッドエンドに交換したのち、アライメント調整をしっかりと行いました。

 

 

フロントの数字も綺麗にまとまりました!!

 

 

これでまだまだ長く快適にお乗りいただけることと思います。

ご利用ありがとうございました。

 

担当者:池田