プリウス(ZVW51)クスコ スタビライザー前後取り付け
今回、車高調の取り付けと同時にスタビライザーの取り付けも行いました。
取付したのはクスコのスタビライザーになります。
車が旋回する時に発生する車体の傾き(ロール)を適正に抑えるのがスタビライザーの役割です。スタビライザーを強化するとコーナリング性能が上がります。
特に車高調と組み合わせると高速安定性が向上し、ハンドリングがシャープになる効果が期待できます。
そんなスタビライザーの取り付け作業ですが、プリウスの場合少しだけ時間がかかります。
左右のサスペンションと繋がっているスタビライザーは1本の棒状のパーツですが、複雑な形状をしているだけでなく、かなり狭い部分に取り付けられているため、取り外すためには周辺部品を外す必要があります。
プリウスの場合は、アンダーカバーを取り外し、ミッションマウントとメンバー、ギアボックスとメンバーを止めているボルトを取り外し、メンバーを10センチ程度下に下げて、取り外すためのスペースを確保します。
スペースが確保できれば取り付け作業はスムーズに行えます。
FF車ですので、リアのスタビライザーは比較的簡単に取り外しができます。
前後とも純正品からクスコのスタビライザーに交換して作業終了です。
今回はTEINの車高調との組み合わせでしたが、走行してみるとなかなかいい感じです。
特にハンドルの切り始めがクイックになり、運転がしやすくなった印象です。
やはり足回り周辺パーツはその違いがはっきりと分かるので、取り付ける楽しみが他のパーツよりも大きいですかね?
お買い上げありがとうございました。
担当者:池田
プリウス(ZVW51) TEIN FLEX-Z 車高調&EDFCアクティブ 取付
新型プリウスの足回り交換です。
お客様はローダウンと快適な乗り心地をご希望でしたので、今回はこちらの商品をご提案させていただきました。
「TEIN FLEX Z 車高調」&「EDFC ACTIVE」です。
FLEX Z 車高調はこれまで何度もご紹介している、当店で人気NO.1の車高調です。
高品質ながら価格がリーズナブルなのが人気の秘密です。
また、「全長調整式&減衰力調整付き」ですので、好みの車高、好みの乗り心地に細かくセッティングできます。
EDFC ACTIVE は電動減衰力コントローラーで、車内のコントローラーから自由に減衰力の調整ができる優れものです。
また、車速と車にかかるGを瞬時に判断して減衰力を抑制し、車が快適に走行できるようサポートしてくれる機能までついています。
では早速取り付け開始です!
50系のプリウスから、足回りが歴代のモデルからだいぶ変更になりまして、少し作業に手間がかかるようになりました。
特にフロントのカウルトップの取り外しがかなり面倒です。
フロントガラスに直接ハメ込まれている構造の為、かなり強い力で引っ張らないと取れません。毎回作業するたびに「ガラスが割れないか?」と心配になるほどです。
ワイパーモーターや周辺のパーツを外してやっとアッパーマウントが見えました。
この状態になるまでに多少時間がかかります。
ここからの交換方法は歴代のモデルとほとんど同じです。
リアの交換はそれほど難しくはありません。
ショックアブソーバーもフェンダー内から取り外しできますので、車内の内装などをいじる必要がなくなりました。
車高調をしっかりと取り付けたら、今度はEDFCのモーターを取り付けていきます。
非常に繊細な機械ですので、取り付けるネジも小さく目を細めながらの作業です。
モーターからの配線をモータードライバーユニットへ接続し電源を取れば取り付けはほぼ完了です。
従来のEDFCは各モーターへコントローラーから長~い配線をしなければいけませんでしたが、このEDCF ACTIVEからはモータードライバーユニットとコントローラーが無線通信してくれるので、配線作業は多少楽になりました。
コントローラーを車内に取り付けたら完了です。
取付位置はお客様にご希望に合わせて決めさせていただきました。
仕上げに車高を4輪ともきっちり計り、誤差やスタイルに違和感がないかを確認したら取り付け行程は終了です。
その後試乗をしましたが、「ローダウンしたの?」と思うくらい乗り心地が良く驚きます。
また、減衰力がしっかりとコントロールされているので、運転していて快適そのものです。
お客様に自信をもってお返しできるセッティングとなりました。
きっとご満足いただけたことと思います。
お買い上げありがとうございました。
担当者:池田