サービス事例 / 2017年7月19日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

V37スカイライン ポテンザS001ランフラット交換&アライメント

【日産 スカイライン タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2017年7月19日

いつもご利用いただいているV37スカイラインお客様です。

 

 

今年の春、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ履き替える際「そろそろノーマルタイヤが交換時期ですね?」とアドバイスをさせていただきました。

しかし、日々大変忙しく過ごされているお客様ですので、なかなかタイヤ交換のタイミングが合わず、気が付けばタイヤはツルツルに・・・

このままではいよいよ危険!! と判断し本日交換をさせていただきました。

V37スカイラインには標準でランフラットタイヤが装着されています。

しかも、こちらのスカイラインには最初から「S001ランフラット 225/55R17」が装着されているのです。

これはユーザーさんにとってはある意味うれしいことではないでしょうか?

普通であれば、純正装着タイヤは、アフターマーケットで売られているものとはっきり区別されることが多いので、後でタイヤを選ぶ際や、トラブルなどで急遽1本交換しなければならない場合などはかなり不便です。

しかし、アフターマーケットで販売されているものと同じものが標準でついていれば、交換の際は同じものを交換すればいいですし、ほかのタイヤに変更する際も、カタログがあるので選びやすいと思います。

今後はこのような標準装着タイヤが増えてくれることを願うばかりです。

 

そんな今回のV37スカイラインですが、タイヤはもちろん「S001ランフラット」を4本交換させていただきました。

お客様も同じタイヤのほうが安心して使えるとのことでしたので、迷わずこちらを交換です。

 

ランフラットタイヤですので、当店自慢の高性能チェンジャーにてしっかりと作業させていただきました。

 

 

V37スカイラインには全グレードに「TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)」が標準で装備されていますので、タイヤ交換する際はこのTPMSのセンサーを壊さぬよう注意しながら作業をする必要があります。

 

 

組み付けを終えたら窒素ガスを入れ、ホイールバランスをしっかりとって車両へ取り付けます。

もちろんタイヤ館では当たり前の「センターフィット」で取り付けです。

 

 

交換前のタイヤと交換後のタイヤを比べると・・・

 

 

その差がよくわかります。

 

タイヤ交換の後はもちろん「アライメント」です。

 

 

せっかく購入していただいたタイヤをきちんと使うために必要な作業です。

どんないいタイヤを購入しても、そのタイヤがきちんと路面に接地していなければ、そのタイヤの性能は十分に発揮されません。

メーカーもタイヤを開発する際には「タイヤが路面にきちんと接地していること!」が前提で開発をしています。

しかし、長年の使用で車高が変化したり、車が大きな衝撃を受けたり、鈑金修理をしたり、縁石にタイヤやホイールを強くぶつけたりすると、アライメントは狂います。

アライメントが狂ったまま使用を続けると、タイヤが偏摩耗したり、サスペンションや周辺の部品に負担がかかったり、そしてなによりも、車がきちんと走らないために、運転中にストレスを感じることもあります。

何ひとついいことはありませんね?

やはりタイヤ交換の際は是非ともアライメント調整をお勧めします。

 

 

V37スカイラインは「リアのトウ&キャンバー」

 

 

「フロントのトウ」が調整可能です。

 

 

しっかり調整させていただき作業は完了です。

お客様は毎日車をお使いとのことでしたので、これで今後も安心してお車を運転できると思います。

お買い上げありがとうございました。

 

担当者:池田

ランドクルーザープラド(VZJ121W) ドライブシャフト&タイヤ交換

【トヨタ ランドクルーザー プラド その他 パーツ取付 > 足回り関係取付】
2017年7月19日

 

友人のプラドです。 子供が同じ幼稚園だったというだけで仲良くなり・・・気が付けば13年以上仲良くさせてもらっています。

 

年齢も仕事内容も全く違いますが、車のことであれば私に! 飲み物のことであれば友人に!といった具合で持ちつ持たれつの関係です。

 

 

そんな友人のプラドですが、オイル交換で来店をいただいた際、杉山整備士より「ドライブシャフトブーツが切れています!」との指摘がありました。

 

早速確認をすると、フロントドライブシャフトのインナーブーツが左右共に破れていて、中からグリースが飛び出していました。

 

 

 

当然このまま車を使用するのは非常に危険ですし、友人にそのことを伝えると「なんだか最近車を走らせるとゴロゴロ音がする」とのことでしたので、速やかに部品を取り寄せることにしました。

 

友人の車に限った話ではありませんが、ある程度の年数と走行距離が進んだ車を修理する場合には、純正の新品部品を用意するよりも「リビルト部品」という再生品を使用します。

 

もちろん純正品を取り寄せてもいいのですが、同じような品質で3割~5割ほど安く部品が買えるため、修理費用を抑えることができます。

 

最近はこの「リビルト部品」にもしっかりと保証がついていますし、品質にも自信を持っているメーカーが増えているので、日々そのニーズは高まっています。

 

 

 

友人の車も走行距離は10万キロ弱、車歴も14年経過していますので、今回の修理にもリビルト部品を使用する予定でおりました。

 

しかし!! 部品屋さんにリビルト部品を問い合わせたところ、この型式/年式でドライブシャフトのリビルト品が存在しないとのことでした。

 

リビルト品もかなり普及しているので、ほとんどの国産車であれば設定があるものと思っていたのですが・・・少し見通しが甘かったようです。

 

結局トヨタの純正部品を取り寄せることになったのですが、値段がすごく高くなってしまいました。

 

 

 

しかし、車はすぐにでも修理しなければいけない状況です。友人を説得し早速修理開始です!!

 

 

 

修理当日、この日も気温は32℃を超え、茹だるような暑いピット内で杉山整備士が元気に作業を行ってくれました。

 

 

 

タイヤ⇒ブレーキキャリパー⇒ローター⇒アッパーアームの順に周辺部品を外していきます。さほど難しい作業ではないものの、車種が車種だけに部品一つ一つが大きく重いので程よい筋トレになりそうです。

 

 

 

外したドライブシャフトを新品と比べると、その差は歴然です。

 

 

 

やはり10万キロも使えばそれなりにダメになるものです。

新しいシャフトを取り付けて修理作業は完了です。

 

 

 

今回はタイヤもかなりすり減っていたので、タイヤ交換も同時に行いました。

 

取り付けたタイヤは「ファイアストン ディスティネーションLE-02」 265/65R17 になります。

 

 

こちらのタイヤは数年前まで販売をしていましたが、今は生産終了品でして、在庫限りのご提供となっております。当店に在庫が4本ありましたので在庫処分品ということでご提供させていただきました。

 

 

 

ドライブシャフトとタイヤを交換したら最後はアライメントです。

 

 

 

私池田が最後はしっかりと調整させていただきました。

 

 

 

夏には家族でお出かけの予定があるようなのでこれで安心ですね? 

 

ご利用ありがとうございました。

 

担当者:池田