サービス事例 / 2017年6月24日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

日産 ノート アライメント+好評発売中! プレイズ PX-C装着

【日産 ノート メンテナンス商品 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2017年6月24日

足回りを交換した時や、車をぶっけてしまった時など・・・アライメントが狂う原因は多々ありますが、普通に使っていても徐々に狂うことだってあります。

今回は、サイドに大きい穴が開いたタイヤとホイールを外した状態で持って来られたお客様。

チェックをすると、どうしても気になりましたので、お客様にご説明をして、

アライメント調整も同時にさせていただきました。勿論新品タイヤ交換しました。

最近評判?タイヤ館瀬谷店のセンターフィットもオススメです。

 

お話だけでも構いません。是非お気軽にご相談ください。

タイヤをより長く、より良い状態で使って頂くために当店がバックアップします!

本日はお買い上げありがとうございました。

担当者:岩本

フェンダーからのタイヤのはみ出しが多少ならOKに!? 6月22日より保安基準が一部変更になりました。

2017年6月24日

いつもお世話になっている友人のお店に行きましたら突然こんな声をかけられました!

「池田さん! 保安基準が一部変更になってタイヤがはみ出していても大丈夫になりましたよ~」

「はっ?? またまた冗談を」と言いかけたその時、友人が一枚の案内文書渡してくれました。

 

 

確かに「専ら乗用の用に供する自動車であって、車軸中心をとおる鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方30℃、及び後方50℃に交わる2平面によりはさまれる範囲の最外側がタイヤとなる部分については、外側方向への突出量が10mm未満の場合には「外側方向に突出していないもの」とみなす。 とかいてあります。

 

 なんともわかりにくい言い回しです。

 

今までは車のフェンダー(前後左右)から回転する部品(タイヤ・ホイール・ナット・ホイールキャップ)などがはみ出していてはいけない!という絶対的なルールが長く存在していました。

そのため、多くのユーザーさんがこのルールに悩まされ、トラブルも後を絶えませんでした。

そもそもタイヤ&ホイールがフェンダーからはみ出す原因は、純正品から社外品にアルミホイールを交換した場合や、タイヤを太くしたり、少し剛性の強いタイヤや、デザイン性の強いタイヤに交換した時に起こります。

お洒落のために・・・ 走行性能を上げるために・・・ 利便性のために・・・ 中古車で買っただけなのに・・・

それなのに、フェンダーからタイヤが1mmでもはみ出してしまっていたら、悪意があろうがなかろうが、「違法改造車」のレッテルを張られ、車検に通らなかったり、カーディーラーや量販店への入店も断られていました。

しかし、この保安基準の改正により、10mmまでは突出が認められるようになりますので、今まで「ツライチ」「ハミタイ」と言われてビクビクしながら車を使っていた方も一安心です。

これで自由度が増し、車のカスタムの幅が少し広がりそうです。

ただし、気を付けていただきたいのは、あくまで「最外側がタイヤとなる部分について」ですので、タイヤ以外の「アルミホイール」「ナット」「ホイールカバー」「その他の装飾品」がはみ出していた場合はNGです。

ホイールのディスク面が突出している場合や、「ひっぱり」でタイヤを装着していて、ホイールのリムが突出している場合はダメということになります。

 

おそらくこんな感じはダメだと思います。

 

それにしても、長らくタイヤショップを悩ませてきた「タイヤのはみ出しに関するルール」が変更になったことは非常に驚きです。「正直かなり仕事がしやすくなる」といった感じです。

今回のルール改正の背景には、最近では純正状態でも保安基準を満たしていない車が少なからず発売されるようになりました。特に輸入車、中でもアメ車の場合は純正でもタイヤがフェンダーからはみ出してしまっている車もあったりします。

そのような車が多く増えたことで、保安基準を少し緩和しないといけなくなったのでしょう。今回の措置はかなり柔軟な対応なのではないでしょうか?

 

最後に、「いくらタイヤがはみ出しても大丈夫だから!」と言って無理やりはみ出すようなカスタムをすることには個人的には大反対です。

フェンダーからタイヤがはみ出していると、ボディーに干渉しやすくなったり、汚れやごみがフェンダーに飛び散りやすくなったり、時には歩行者や通行人に接触しやすくなることだってあります。

「安全・安心」を考えたらやはりはみ出さないほうがいいはずですね?

 

担当者:池田