サービス事例 / 2017年4月5日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

マーチNISMO ポテンザRE-71R 取り付け

【日産 マーチ タイヤ タイヤ・ホイール関連 > タイヤ・ホイール交換】
2017年4月5日

マーチニスモのお客様がご来店です。

オーテックジャパンがマーチをカスタムし、完成車「マーチ NISMO」として販売ている車両です。

ニスモのパーツが余すことなく使われた人気の車種でもあります。

 

 

そんなマーチニスモ!

純正のタイヤサイズは205/45R16です。

そしてさらに!! 純正で「ポテンザ」が標準装着されています。 凄いです!

そのため、タイヤを交換する場合は、ほとんどのお客様に「ポテンザ」をそのまま交換していただいております。

今回のお客様も「ポテンザRE-71R」をご成約いただきました。

後日タイヤを取り寄せ、早速取り付け作業開始です!

 

 

 

まずは古いタイヤをチェンジャーを使ってバラしていきます。

この時アルミホイールに傷が入らないよう、慎重に作業を行います。

 

 

タイヤが外れ、ホイールだけになったら、ホイールの内部を確認&清掃をしていきます。

特に、ホイールの「フランジ」と呼ばれる、空気を入れた時にタイヤと圧着する部分は、タイヤのゴムのカスが付着していたり、錆が付いている場合もありますので、きちんと清掃作業を行います。

この作業を怠ると、あとで「エア漏れ」を起こすことがあるので注意が必要です。

 

 

清掃が終わりましたら、チューブレスバルブも新品に交換します。

このチューブレスバルブですが、タイヤ同様ゴムでできているため、タイヤ交換と同時に交換することをお勧めいたします。

しかも、ホイールが裸の状態でないと新品に交換できないので、タイヤ交換時に交換するのが最も効率的でもあります。

 

 

後は新品タイヤをホイールに組み込んでいきます。

タイヤのビード部(耳の部分)を傷めないよう、慎重に組み付けていきます。

 

 

組み付け終わりましたら、今度は「ホイールバランス」を取ります。

 タイヤやホイールは一見丸く作られているように見えますが、実際は真円ではありません。

新円でないものが高速で回転し遠心力がかかると綺麗に回らなくなるだけでなく、上下にブレが生じます。

そのブレを抑制するためにホイールバランスを取ります。

「ホイールバランサー」という専用の機械で測定し、必要に応じて「バランスウェイト」をホイールに取り付けていきます。

 

 

ここまで行って、やっと車両への取り付けとなります。

タイヤ館では「センターフィット」を用いて「ど真ん中取り付け」を実施しています。

また、トルクレンチでしっかりと規定値にてナットを締め付けていきます。

 

 

最後にタイヤワックスを塗って作業完了です。 この時、アルミホイールも簡単ではありますが綺麗にさせていただいております。

 

 

ピカピカの新品を装着した車は、どんなに古い車でも綺麗に見えるものです。

お客様に気持ちよくお帰りいただけるよう心がけています。

お買い上げありがとうございました。

 

 

担当者:池田