サービス事例 / 2017年2月6日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

トヨタ ラクティス アイドリングストップ車 バッテリー交換

【トヨタ ラクティス メンテナンス商品 パーツ取付 > 各種用品取付】
2017年2月6日

ラクティスのアイドリングストップ車 バッテリー交換作業です。

車を購入してからやく6年。

一度もバッテリーを交換することなく今日まで使い続けていたそうです。

最近ではアイドリングストップ車なのに、アイドリングストップを全くしなくなり、また、数か月前の点検時には「バッテリー要交換」の判定まで出ていました。

しかもバッテリー液が少し漏れている大変危険な状態です。

どうやらバッテリー液を補充しようとして入れすぎてしまったみたいです。


ところで・・・バッテリー液について誤解をされている方が多いようなので簡単に説明しますと、

バッテリーはバッテリー液を補充すれば「復活」するわけではありません!

また、最近のバッテリーは、そのほとんどが「メンテナンスフリー」となっていますので、そもそも補充する必要もありません。

もし、バッテリー液が減っていた場合は「バッテリーが確実に弱っている」というサインです。

バッテリー液を補充することで一時的に回復させることも可能かもしれませんが、「液が減っている=そろそろ寿命」というふうに考えていただいて構わないと思います。

*ごく稀に、外国製の安価なバッテリーですと液がすぐに減ってしまうものもあるようです。

バッテリー液が減っているから液を足せば大丈夫!と思っている方も多いようですが、必ずしもそうではありませんのでご注意ください。


今回のラクティスもすぐに交換するべきだったのですが、社用車のため会社の許可が下りるまでに少し時間がかかり、本日作業となりました。

その間、バッテリーが上がってしまわないかドキドキしながらお使いになっていたようです。

そんなラクティスのバッテリーですが、アイドリングストップ車のため、専用のバッテリーが付いています。

何度もご紹介していますが、アイドリングストップ車は停車中にエンジンを止めたり、エンジンをすぐにかけたりするため、とにかく忙しく働きます。

そのため、よりしっかりとした高性能なバッテリーが必要になります。

アイドリングストップ専用バッテリーは容量も大きく、回復も早いのが特徴です。

しかし、万が一、専用品ではないバッテリーを取り付けるとどうなるか?

乗り方や使い方にも乗りますが、数ヶ月~1年程度でバッテリーが上がってしまうことがあるようです。

もちろんアイドリングストップも作動しなくなるので全く無駄な買い物になりかねません。

アイドリングストップ車にはその車に対応したバッテリーを必ず使いましょう!


今回も当店で一番人気のこちらのバッテリーを取り付けさせていただきました。

GSユアサ 「エコR ロングライフ」 バッテリーです。

こちらのバッテリーはとにかく高性能&長寿命!

アイドリングストップ車にはもちろん、そうでない車にも取り付けできる使い勝手のよいマルチなバッテリーです。

手順に従って取り付け作業を行いました。

また、アイドリングストップ車の場合、交換終了後に「リセット作業」や「再設定作業」が必要です。

車種によりその方法が違いますのでご注意ください。

当店では「スキャンツール」を使い設定と最終確認を行っております。


バッテリー交換は当店にお任せください!


担当者:池田