サービス事例 / 2016年9月9日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

トヨタ クラウン JZS175 ラジエーター・エンジンオイル交換

2016年9月9日

先日、1本の電話が入りました。以前、当店で車検整備をして頂いたお客様です。

実は、追突事故を起こしてしまって、それから二・三日後に突然ボンネットから煙!

急いでエンジン停止してボンネットを開けると1枚目の写真のように、パックリとラジエーターが

割れている状態。しかしお客様は、出先の為にどうしても車で移動しなければならなかったそうで

トランクルームにあったガムテープ(布のタイプ?)を臨時に張って移動したそうです。

かなりの水圧がありますのでラジエーター液が漏れない訳ありません。

毎日、ペットボトルにお水を入れラジエーターの予備タンクに足しながら走行したけども

流石に限界なので交換しよう!と言うことになりました。

ラジエータの交換手順は

①最初に冷却水を抜きます。(殆どが、真水でした)

②バンパーを外して、アッパーホースとロアホースを外します。

③A/TホースもラジエータにつながっているのでA/Tホースを2本外します。

④ラジエータを固定してあるボルトを外します。

⑤新品のラジエータに交換して元の状態に戻します。

⑥最後に冷却水を入れて、エア抜きをして冷却水が漏れていないか確認して終了です。

車種によりますが作業時間は1時間半~3時間程度です。

まだまだ暑い日が続きますが車も人間と同じように疲れてきますので是非、点検を。

担当者:岩本