サービス事例 / 2016年9月19日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ステップワゴンRF1 ブレーキパッド&ローター交換 DIXCEL

【ホンダ ステップワゴン その他 パーツ取付 > ブレーキ関係取付】
2016年9月19日

車検でお預かりしたステップワゴンです。こちらのお客様はお車をとても大事にされていて、こちらのステップワゴンも17年目に突入です。「なんでも買い替え、使い捨ての時代」などと言われますが、長く大切に使うことも大事なことです。確かに車が古くなるといろいろな不具合が出てきたり、新しい機能がどんどん登場しているため、不便さを感じることもあるかもしれませんが、それでも愛着のほうが勝ることもあるのではないでしょうか?とても素敵です。

そんなステップワゴンの車検ですが、今回はタイヤ交換・オイル交換、各種部品交換など色々な整備を行いました。その中で最も重要な整備になったのが「ブレーキパッド&ローター交換」です。

実はご来店いただいた際にすでにリアブレーキから異音が出ておりました。

すぐに杉山整備士が確認したところ、なんとブレーキパッドがすり減りすぎて、ブレーキローターがガリガリに削れていました。

これではブレーキを踏むたびに「ゴリゴリ」と音がしていたはずです。お客様も「最近急に音がし始めて不安だった」とおっしゃっていました。

実はこれ非常に危険な状態です。ブレーキパッドがなくなり、ブレーキを踏むと鉄の部品同士がこすれあってしまいます。最悪の場合摩擦で火花が出て、ブレーキそのものが焼き切れてしまうこともあります。

もちろん車検に受かりませんのですべて交換させていただきました。

今回使用したのは「DEXCEL」のブレーキパッドとローターです。純正交換タイプのスタンダードなものを選びました。

交換作業はそれほど難しいことはありませんが、分解整備に当たりまし、ブレーキは大変重要な整備箇所ですので、時間をかけてしっかりと作業させていただきました。

交換後、古いローターと新品のローターを見比べるとその違いに驚きます。

長年よく頑張って車をコントロールしてくれました!お疲れ様!と部品に声をかけてあげたくなりますね?

とにもかくにも、これでまた安心してお車に乗り続けられますね。ご利用ありがとうございました。

ブレーキは自動車を安全に運転するために非常に重要なパーツです。違和感や異音を感じたらすぐに点検を受けてください。ほんの些細なことでも重大な欠陥につながることだってありますから。

担当者:池田