プレオ故障診断
2016年7月7日
今回は故障診断をご紹介します。
お車はスバル「プレオ」です。
中原街道でいきなりエンジンストップしてしまい、その後も全くエンジンがかからないとご来店されました。車は当店のすぐ近くに止まっていたので、スタッフ3人がかりで車を押してピットまで運びました。
始めにエンジンチェックランプが点灯しているか確認します。最初は点灯していなかったのですが、少しエンジンを冷やしエンジンをかけて暖気して、エアコンのスイッチを入れてエンジンに負荷をかけます。アイドリングが不調になり、エンジンチェックランプも点灯しました。
エンジンを冷やせばエンジンがかかるので、燃料、点火系には異常なさそうです。
次にエンジンを暖気して負荷をかけるとやはりエンストしてしまいます。この場合クランク角センサーが怪しいです。
念のためスキャンツールで診断してみると、クランク角センサ回路異常なので、エンストしてしまう原因はクランク角センサーで間違いなさそうです。
あとは部品を交換して、試乗して問題なかったので修理終了です。
クランク角センサーとは
「エンジンが回転している時に今こんな状態です」とエンジンコンピューターに伝える役目をしています。エンジンのサイクルのリズムを合わせてくる働きをしています。
このセンサーが故障してしまうとエンジン始動不良やエンスト、アイドリング不調になります。
色々な修理承っております。
担当者:杉山