サービス事例 / 2016年7月2日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

スペアタイヤ! 5本目の大切なタイヤです。

2016年7月2日

本日はスペアタイヤのお話です。

最近ではスペアタイヤが新車時から搭載させていない車が非常に増えました。

スペアタイヤをなくすことで軽量化を図ったり、資源の節約になり地球環境に寄与する!という大義名分があるそうですが、自動車メーカーの単なる「コスト削減」以外他ならない!と声を大にして言いたい自分です。

その証拠にスペアタイヤが積まれていないのに車の値段は年々高くなっているし・・・

そんなことはさておき、スペアタイヤが積まれていないお車にはトランクに「パンク修理キット」なるものが積まれていると思います。万が一パンクしてしまった時はこの修理キットを使って応急処置をするのですが、残念ながらうまく使えた方をあまり見たことがありません。

ほとんどの方がレッカーサービスを利用しているのではないでしょうか?

パンクするまでスペアタイヤが積んでいないことに気が付かず、「スペアタイヤがない!」「盗まれた!」「ディーラーが入れ忘れた!」と慌てて電話がかかってくるケースが後を絶たないそうです。(某カーディーラー営業マンのお話です)

いざという時困らないよう、今のうちにご自身の愛車のスペアタイヤ事情をしっかりと確認しておきましょう。

そんなスペアタイヤが装着されていない車が増えましたが、スペアタイヤがある車もまだまだたくさんあります。そしてそんな車にとってスペアタイヤはいざという時役に立つ「5本目のタイヤ」です。

本日のお客様はタウンエースノアで先日タイヤを4本交換していただきました。

その際スペアタイヤを点検してみると、今時珍しく、応急用のスペアタイヤではなく、車両に装着されているものと同じサイズのスペアタイヤでした。

今でも4WD車や商用車、トラックバスなどには同じサイズのスペアタイヤが積んでありますが、乗用車で同じものが積んである車は今では非常に珍しくなりました。

スペアタイヤを一度降ろし、点検してみると・・・非常に古く「いざという時使えるの?」と思うくらい劣化していました。

お客様も気にされていましたので、同じタイヤをスペアタイヤにもつけさせていただくことにしました。

めったに使うことのないスペアタイヤですが、いざという時には必ず役に立つアイテムです。

防災グッズと同じで使わないにこしたことはないのでしょうが、やはり備えは大切です。

今一度ご自身のスペアタイヤの状態をチェックしてみてください。

古くなっていませんか? 空気は入っていますか? いざという時使えますか?

もちろん当店ではいつでも無料で点検いたします。ぜひスタッフまでお声がけください。

担当者:池田