ラジエーターホース交換
2016年3月14日
車検で入庫したお車です。
エンジンを冷却する「ラジエーター」の通り道にある「ラジエーターホース」という部品の繋ぎ目から、ラジエーター液が漏れていましたので交換となりました。
車検時にはオイル漏れ、ブーツの破損、排気漏れ、水漏れなどがありますと原則「不良」とみなされますので注意が必要です。
今回のお車も見積もりの段階でしっかりと漏れが確認できましたので、車検整備と一緒に修理させていただきました。
ラジエーターホースには常にラジエーター液(冷却水)が入っていますので、ホースを交換する際は基本的に液を全て抜いてから交換します。
ラジエーター液が全て抜けたらホースを外します。
ホースのジョイント部が水漏れしている場合の多くは、ゴムで出来ているホースの劣化やジョイント部の錆や腐食が原因です。
画像でもわかるように、ある程度の年数が経過すると腐食して漏れてしまうことがあります。
少しづつにじみ出るように漏れるので、すぐに異常に気が付かず、そのままお乗りになっている方が多いのですが、ラジエーター液はエンジンを冷却するのに必ず必要なものなので少しでも漏れていたらすぐに交換をしましょう。
ホースを交換したら新しいラジエーター液を注入して作業完了です。
車検も無事に終わり、お客様のもとへお車をお返しいたしました。
ご利用ありがとうございました。
担当者:池田