サービス事例 / 2016年2月27日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

30プリウス 車高調整&アライメント

【トヨタ プリウス その他 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2016年2月27日

お電話でアライメントをご予約いただいたお客様です。

タイヤの偏摩耗が気になるのでアライメント調整をしてほしい!とのことでご来店いただきました。

早速ピットに入れ作業を始めようとしましたが・・・車高が低すぎて作業ができません。

ご存知かと思いますが、車には「最低地上高」というのが決められていまして、極端に低い車高では走行に支障をきたすため、保安基準で「車高は9センチ以上でなければいけない!」と定められております。

お客様の車の車高を調べてみると、8センチしかありませんでした。これでは違法改造になってしまいますので、お客様に了解をいただき車高を上げてから作業をさせていただきました。

車高調がついていましたので、足回りの部品の一部を外し、調整ネジを回して車高を上げていきます。

その後はしっかりとアライメント調整をさせていただきました。

車高が変わればアライメントも確実に狂います。それが1センチでも狂うものは狂うのです。

やはり足回りを少しでもいじったらアライメント調整ですね?

しっかり調整したのち、お客様にお返しいたしました。 ご利用ありがとうございました。

車は車高を下げると「格好よく」なります。そのためにローダウンスプリングや車高調など、様々な部品が出ております。しかし一方「最低地上高9センチ」という、必ず守らなければいけないルールが存在します。

道路はドライバーみんなが使える公共のものです。みんなが気持ちよく安全に使用できるためにそのルールが定められています。

車高が低すぎて道路の凹凸に引っかかって立ち往生! 異物が下回りに巻き込まれてトラブル!

エンジン下部が接触して故障! などのトラブルが起こらないように決められているルールです。残念ですが、時々そのルールを無視して走っている車をみかけます。道路は公共のものです。しかっりと守って安全に車をお使いいただきたいと思います。

担当者:池田