サービス事例 / 2015年9月10日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ISS車(アイドリングストップ車)のバッテリー

2015年9月10日

最近の多くのエコカーに標準装備されている機能「アイドリングストップ」。

停車時の無駄なエネルギーやガソリンを節約し、環境にも大変やさしい機能ですがそのシステムは非常に複雑で、ややこしい部分が多くあります。

普段何気なく使っているアイドリングストップ機能ですが、この機能を実用化するにはものすごい時間と技術革新が必要だったそうです。今では当たり前の機能ですが・・・ 発明した方に感謝ですね?

そんなアイドリングストップ車には実は「専用バッテリー」が使われています。

当然ですが、車のエンジンをかけるには「バッテリー」が必要です。走行中、エンジンを一度停止してさらに自動でエンジンを再起動するわけですから、アイドリングストップ車のバッテリーは従来のものより忙しく働かなければいけません。そこで専用のバッテリーが開発されたというわけです。

そんなアイドリングストップ車専用バッテリーを交換されるお客様が今増えています。

交換の目安は2~3年程度だと言われています。特に、「最近アイドリングストップしなくなった!」という方はバッテリーが弱っている可能性があるので注意してください。

また、日頃あまり車を使う機会がない方は自然放電によりバッテリーの電圧が低下してアイドリングストップしなくなるケースもあります。

一般的に12.5ボルトを下回るとアイドリングストップしなくなると言われていますので心当たりの方は是非一度電圧をチェックしてみたらいかがでしょうか?

本日ご来店いただいたお客様も年間走行距離が2500キロと、車の使用頻度が少ないお客様でした。車を購入してからまだ1年なのにアイドリングストップしなくなった!ということで電圧を調べると・・・12.4V! 判定結果は「要充電」でした。

自然放電により電圧が低下していたようです。交換も考えましたがまだ新しいので一度充電を行い様子を見てもらうことにしました。

これからはますますこのような相談が増えそうです。アイドリングストップ車にお乗りの方は今まで以上にバッテリーに気を付けながら車を使用していただきたいと思います。

担当者:池田

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