サービス事例 / 2015年7月19日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ブレーキシュー交換

2015年7月19日

今回のご紹介はブレーキシュー交換です。

まずブレーキシューとは何かを説明させていただきます。

ブレーキシューにはブレーキライニングが取り付けられている。ブレーキが掛かると、ブレーキシューが動いてドラムの内側にライニングを押し付ける。ドラムとライニングの間に働く摩擦力により制動力が得られ、エネルギーは熱となって捨てられる。

現代の自動車(乗用車と軽量な商用車)は、四輪ともにディスクブレーキを備えているか、あるいはフロントにディスクブレーキ、リアにドラムブレーキを備えている。ディスクブレーキとの比較においてドラムブレーキの主な短所は、熱を速く放散させることができず、過熱する恐れが多いこと、冠水や泥による制動力喪失からの復帰が遅いこと、隙間管理が煩雑で、適正価を保っていないと片効きの懸念があること、ロック(滑走)に至るまでのコントロール性が劣り、素早い操作には慣れが必要なこと、設計にもよるが、部品点数やばね下重量の増加を招くことなどである。

それでもなおドラムブレーキが必要とされている理由は、ブレーキパッドを押し付けるだけのディスクブレーキに比べ、リーディング側で食い込む力(自己サーボ作用)が働くことで、作動力に対する拘束力に優れる点にある。パーキングブレーキと兼用される小型車の後輪や、車両総重量の大きな大型自動車では全輪にドラムブレーキが使われている。また、4輪ディスクブレーキの車両にもパーキングブレーキ専用のドラムが装備される場合があり、これらはドラム・イン・ディスクやインナー・ドラムなどと呼ばれる。

というものなのです。

ブレーキパッドと違い外からでは点検が出来ず分解作業になるため資格のあるお店でしか出来ない作業になるため気になる方は是非タイヤ館までお越しください。

なおお車によっては点検する際に必要となる部品が発生する場合もありますのでご了承ください。

担当者:美濃口