サービス事例 / 2015年6月17日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ロアアーム ボール ジョイントブーツ交換

2015年6月17日

車検でお預かりしたお車です。

車歴は9年、新車購入でしたので4回目の車検となります。

走行は8万3000キロでそれなりにお乗りになっていました。

このくらいの年式、走行距離になってきますと車も色々と不具合が発生しやすくなります。

特にゴムでできているブーツ類は経年劣化により古く硬くなって破れているケースが目立ちます。

車に使われているゴムの部品の大半が、金属同士の接触による摩耗や破損を防止するためのものと、潤滑油やグリスが外に飛び出さないようにするために使われています。

そのため小さなゴム部品でも破れているもの、破損しているものがあると整備不良となり、車検に通らないケースもあります。

今回の車は「ロアアーム ボール ジョイントブーツ」が破損していたので交換させていただきました。

「ロアアーム ボール ジョイントブーツ」はサスペンションを支える下側のアームとロア アームとナックルとをつないでいる部品の間に挟まっているブーツで、中にはグリスが注入してあり、そこにごみが入らないように、グリスが飛び出さないようにしているゴムのブーツカバーです。

年数とともにゴムが古くなり破損していました。

早速交換作業を開始しましたが、こちらの部品を交換するためにはある程度足回りの部品を外さないといけませんので小さな部品を交換するのにも手間がかかってしまいます。

それでも重要な部品ですのでしっかり交換させていただきました。これでもう大丈夫です!

車には多くのゴムの部品が使われていますが、どれも重要な役割をしている部品ばかりです。

車検時だけではなく、日常的にしっかり点検しておくと安心かもしれません。

気になる方はぜひご相談ください。

担当者:池田