ブレーキパッドの面取り
2015年10月3日
ここ数日車を動かすたびに「キー」という音が聞こえます。
かなりの高音で、カラオケのマイクが「ハウる」ような耳に痛いくらいの高い音です。
おもにブレーキを踏んだ時になるんですけど・・・ という相談です。
様々な原因が考えられますが、外観をみるとタイヤも問題なし!ローターに錆もありません。
となると・・・考えられるのは「ブレーキパッド」です。
ブレーキを踏むとブレーキパッドが油圧でローターに押し当てられ、パッドがローターを挟み込むことでブレーキが効くわけですが、このパッドの一部分に「異物」が挟まったり、尖って摩耗してしまっていたりすると「異音」が発生することがあります。
俗に言う「ブレーキの鳴き」というやつです。
早速ブレーキキャリパーを外して点検していくと・・・やはりブレーキパッドの角の部分がとがっていてそれが音の原因のようです。
ブレーキパッドを外しヤスリで角の尖ったところを削っていきます。この作業を「面取り」と言います。
ブレーキパッド交換時には必ず行っている作業ですが、使用していく過程で再度「面取り」が必要になってくる場合もございます。
面取りをしてその後もとに戻して完了です。
早速車を動かしてみましたが、先ほどまで「キーキー」うるさかった音は完全に消えました。
これで快適にお乗りいただけますね?
ブレーキから異音がする。なんだか気になる。そんな方は当店まで遠慮なくご相談ください。
担当者:池田