「ドライブシャフトブーツ」 重要な部品なんです!
本日はドライブシャフトブーツの交換をご紹介します。
先日タイヤホイールセットをお買い上げいただいたお客様が車検をむかえられました。
「ぜひ車検もお願いしたい!」と大変うれしいお言葉を頂戴いたしまして当店で車検整備をさせていただきました。
車検ですので故障個所、消耗部品等をチェックしていますと・・・
右側の「ドライブシャフトブーツ」が破裂寸前。このままですと車検不合格という事になります。
で早速交換することに・・・
ところで「ドライブシャフトブーツ」ってなんですか? という方のために簡単にご説明します。
車にはさまざまなゴム製のパーツが使われており、オイル漏れを止めたり可動部を守ったりしています。しかしゴムでできていますので、経年劣化により縮んで内部のオイルが漏れてしまったり、可動部の場合走行するたびに伸縮しますので、劣化して亀裂が入ってしまったりします。
ゴム製のパーツの中でも最も劣化しやすいのが、「ドライブシャフトブーツ」です。
エンジンからの回転エネルギーをタイヤに伝えるために、エンジンとタイヤをつなぐドライブシャフトという部品があります。
ドライブシャフトの可動部には、動きやすいようにグリスが塗ってあり、 グリスが飛び散らないようにという意味と、可動部の保護のためにドライブシャフトブーツがついています。
ドライブシャフトは路面のデコボコをうけ振動したり、ハンドルをきるときに前後に動いたりします。
そのためドライブシャフトブーツに負担がかかり、ゴムでできているために時間の経過とともに硬くなり、ひび割れて最後には写真のように裂けてしまうのです。耐久年数はだいたい5年又は10万km程度です。
タイヤを外したり、リフトアップしないと破損状況が分かりにくい部品ですので注意が必要です。
ドライブシャフトブーツを交換して無事車検が終了いたしました。
「自分のドライブシャフトブーツは平気かしら?」と思った方! 当店で無料で点検できます。お気軽にご相談くださいませ。
担当者:池田