サービス事例 / 2014年11月15日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

新型スカイライン(V37) 純正空気圧センサー(TPMS)について

2014年11月15日

新型スカイライン(V37)にはランフラットタイヤが標準装備されています。

そして、パンクをいち早く検知して運転席に知らせてくれる空気圧センサー(TPMS)も標準装備されています。

そもそもTPMSとは、Tire Pressure Monitoring System(タイヤ空気圧監視システム)の略で、タイヤの空気圧や温度を送信機内のセンサーで直接測定し、その情報を無線で車体側の受信機に送り、ドライバーに異常を知らせるシステムです。世界の車業界では当たり前のように採用されているスタンダードな部品です。アメリカでは、新車販売に対し数年前から段階的に義務化され、2007年9月より完全義務化となりました。又、ランフラットタイヤを装着する場合は、本ユニットを装着する事が協定で定められているんです。ヨーロッパや韓国、中国でも導入が開始されています。日本はまだまだ導入が遅れている?というわけです。

そんなTPMSが装着されている車の場合厄介なのが「社外のアルミホイールに交換したらどうなるの?」というお話です。

純正ホイールについているセンサーを社外品にも装着できれば移植して使うことができます。

実際E52エルグランドのTPMSは多くの社外ホイールに装着可能でした。

しかし!!!

今回発売された新型スカイライン(V37)に装着されているTPMSバルブは今までのものとは形状が異なり、現段階ではほとんどのメーカーさんが装着不可、装着要確認となっています。

取付できるかできないかの見分け方はバルブ穴の形状によるみたいです。

画像2枚目のようにバルブ穴が座グリ加工されているものは装着できるみたいです。(確認中)

ただ穴が開いているだけのバルブ穴形状ではワッシャーが邪魔をしてしまい取付ることができません。

ちなみにブリヂストンの製造販売するアルミホイールはすべて取付不可とのことです。

RAYSさんのボルクレーシングは同じ形状ですので取付可能だと思いますが、メーカーさんからは「取付未確認」との回答でした。

何ともお騒がせな新型スカイラインTPMSですが、もう少し情報が集まれば色々なホイールに装着可能だと思われます。また詳しいことが分かり次第お知らせいたします。

担当者:池田

新型スカイライン 350GT HYBRID Type SP  RAYS ボルクレーシングG27 取付

2014年11月15日

新型スカイラインHVにレイズさんのアルミホイール「ボルクレーシングG27」の19インチを取付いたしました。

純正タイヤが19インチでしたのでタイヤは再使用しアルミホイールのみお取替えいたしました。

カラーはプリズムダークシルバーをチョイス。車のボディーカラーと上手くマッチしたのではないでしょうか?

この350GT HYBRID Type SP のグレードは非常に大きなブレーキキャリパーが装備されていまして、このキャリパーに干渉せずに装着できるアルミホイールを探すのに苦労しました。

また、フェンダーの外側にクリアランスがあまりありませんのでタイヤ屋さん泣かせの車かもしれません。

今回装着したホイールは外側へのはみ出しが心配でしたが何とか収まり無事取り付けることができました。(車体誤差等で取付不可なケースもあると思います)

純正アルミからレイズの鍛造ホイールへ!

スカイラインHVがさらに高級感ある車になりました。

お買い上げありがとうございました。

担当者:池田