サービス事例 / 2010年6月21日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

チューブレスバルブの重要性

2010年6月21日

以前にもご紹介いたしましたが、当店のみならずタイヤ館ではほぼ全ての店舗で

タイヤ交換時にはチューブレスバルブの同時交換をお勧めしております。

当店の場合はお見積もりの段階でチューブレスバルブ代を入れておりますので

お客様から特別な申し出がない、限りほぼ全てのお客様がタイヤ交換時に

チューブレスバルブを交換しています。

何度も申し上げておりますが、チューブレスバルブはタイヤをホイールから外した状態で取り付けをする部品です。

つまりタイヤ交換時に交換しないと、万が一のときはまた改めてタイヤをバラシて交換になります。その際、当然バランス調整も必要ですので「組み換え+バランス+バルブ代」という高額な工賃を支払わなければならなくなります。

タイヤ交換時であれば通常の工賃+バルブ代(数百円)ですみますので、必ず交換しておきたい部品なのです。

当店に限った話ではないと思いますが、一週間に一台はチューブレスバルブからのエアモレによるトラブルでご来店されるお客様がいらっしゃいます。

しかも多くのお客様がタイヤを新品に交換して一年もたっていない方ばかり!

どこで交換したのか?なんて野暮なことは申しませんが、まだまだチューブレスバルブの重要性を理解していないお店があることは事実です。

せっかく高いお金を払い新しいタイヤを交換しても空気が漏れてしまったら全て台無しです!早期に発見できればチューブレスバルブの交換だけで済みますが、ほとんどのお客様が低圧での走行でバーストし、新品のタイヤ交換になるケースがほとんどです!

そのたびに「この前買ったばかりなのに・・・」「何とかなりませんか?」と悔しそうにおっしゃいます。

我々スタッフも、突然のパンクや運転ミスによるトラブルではなく、未然に防ぐことが出来たトラブルによるタイヤ交換には少なからず寂しい思いをいたします。

本日もチューブレスバルブの交換をしなかったためにバーストして、怖い思いをなさったお客様がご来店いたしました。

1本は完全にバーストしておりまして、残りも3本もバルブから空気が漏れてとても危険な状態でした。

当店で一週間に一台はこのケースがあると言うことは、かなりのお客様が古くなったチューブレスバルブを使っている可能性があるという事です。

今一度ご確認いただくと安心かもしれません。

点検の方法はチューブレスバルブに石鹸水(泡がうっすら立つ程度)をかけて指でバルブを上下左右に動かしてみて下さい。

泡が増えずに自然になくなるようであれば大丈夫です。

もちろん当店にお車ごとお持ちいただいても構いません。

本当に小さな部品ですがこれもタイヤにとってはとても重要な部品です。

多くの方にご理解いただけると嬉しいいのですが・・・

担当者:池田