エスティマ アライメント調整
2015年11月23日
ダウンサスを取付し車高を下げたエスティマのアライメント調整です。
エスティマをはじめ、最近のミニバンはフロントの「トー」しか調整ができない車が多くなりましたが、それでも車の走行性能を決定づけるもっとも重要な調整箇所が「フロントのトー」でもあります。
トーとは「足のつま先」という意味ですが、アライメントにおいては、自動車を真上から見時、進行方向に対してタイヤの先端が開いているか？閉じているか？の角度を表わします。
前すぼみの時はトーイン（ポジティブトーまたは＋トー）と呼びます。
前開きの時はトーアウト（ネガティブトーまたは－トー）と呼びます。
皆さんも走る時自分のつま先が極端に内側に向いていたり、ガニ股になっていたり、左右バラバラの向きになっていたら走りにくいですよね？
車も同じでこの角度がずれていると「タイヤの偏摩耗」「グリップ力の低下」「ノイズの増加」「燃費の悪化」「足回りへの過度な負荷増大」など様々な弊害が起こります。
車高を下げたり、足回り周辺の部品を交換した場合は必ずアライメントが狂いますので調整が必要です。それ以外にも、日常の運転での細かな振動、縁石へぶつかった時の衝撃、段差を乗り上げた時の振動などで狂ってしまうこともありますので、アライメント調整は車のメンテナンスには欠かせない作業となりつつあります。
今回のエスティマもローダウン実施後は大幅に狂っていましたので、しっかり調整させていただきました。これで気持ちよくお乗りいただけると思います。
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担当者：池田
