エスティマO2センサー交換
2015年6月28日
今回のご紹介はO2センサーの交換です。
作業する車種はエスティマです。
ある日、突然メーターに警告灯が点いたとのことで点検させていただいたのですが、
どうやらエンジン内のO2センサーが煤などの詰まりによって、
ダメになってしまったようです。
こちらの部品を替えれば警告灯は消えますので、早速交換となりました。
基本このような部品はお取り寄せとなりますので、お取り寄せをして作業開始です。
この車はエンジンルーム2ヵ所にO2センサーがあるため、
2本交換させていただきました。
ちなみに、O2センサーはエンジン暖機状態で作動します。
エンジンが冷えている状態では作動しません。
「酸素」の濃度を検知しているセンサーでほぼ1秒ごとに、
エンジンコントロールユニット(ECU)に信号を送ります。
理想空燃費と言われる空気とガソリンの比率が1対14.7に近づけるように、
常時ECUに信号を送り、燃料噴射量をコントロールしています。
ところが、O2センサーに支障が出ると、
ECUは正しい信号を送ることができません。
燃焼状況が把握できず、「セーブモード」呼ばれる燃料増量状態になり、
メーター内にある「エンジンチェック」のランプが点灯します。
各メーカーで症状は違いますが…
①燃費が悪くなる
②アイドリングが不調になる
③マフラーのススが多くなる
④プラグがかぶり気味になる
⑤触媒が破損する
などの症状が出る場合があります。
このような症状が出る方は一度点検をお勧めします。
担当者:美濃口