ブリヂストン誕生の地 福岡県の久留米に行ってきました
福岡県の久留米市に研修で行ってきました。
我々タイヤ館のスタッフが日々販売しているタイヤはもちろん「ブリヂストン」!!
「ブリヂストン」と言えばだれもが「タイヤのトップメーカー」と分かるくらいの大企業です。
その「ブリヂストン」の創業者である「石橋正二郎」の故郷がこの福岡県の久留米市でして、ブリヂストンの歴史はこの久留米で始まったということになります。
ですので、久留米駅の前にはこんな大きなタイヤが飾られているわけです。
そんなブリヂストン創業の地「久留米」でブリヂストンの歴史や創業者の想い、そして工場見学や座学などを行う研修を受けてまいりました。
研修では全国のタイヤ館のスタッフさん達が勢ぞろいします。
北は栃木から南は宮崎まで、全国のスタッフさん達と短い時間でしたが一緒に研修させていただきました。
初日は工場見学と創業者の石橋正二郎の足跡をたどる座学を受けました。
この方がブリヂストンの創業者「石橋正二郎」
1906年に家業の仕立物業を引き継ぎ、足袋の専業を始め、足袋にゴム底を貼り付けた「地下足袋事業」で成功をおさめます。
正二郎の開発した地下足袋は大変人気で生産が追い付かないほどだったそうです。
その後1930年には「これからは自動車の時代だ!」と、現在のタイヤ生産事業を開始し現在に至ります。
ちなみにブリヂストンという社名に関しては有名な話ですが、石橋氏本人はこう述べています。
『製品の海外輸出のために、英語名のほうが通りやすいを考え、自分の姓である「石橋」を英訳し「STONEBRIDGE」とするが、これでは語呂が悪いと考え、逆さにして「BRIDGESTONE」と決めた!』そうです。
また、研修の一環でこんな素敵な施設にも足を運ぶことができました。
「石橋文化センター」
創業者の石橋正二郎氏がブリヂストンの創立25周年を記念して久留米市に寄贈した施設です。
綺麗な公園、美術館、ホール、図書館などがあり、久留米市民の憩いの場になっているそうです。
綺麗な花もたくさん咲いていました。
それ以外にも同時期に石橋正二郎氏は「ブリヂストン通り」という道路まで造成し寄付しています。
久留米駅を出てすぐ左に進めばその通りがあります。
この全長1200メートルの通り沿いに久留米工場があります。
少し歩いてみましたが、工場が近いこともありゴムの匂いがしました。
ちなみにブリヂストン通りをさらに進むと「久留米大学」があり、医学部の建物も石橋正二郎氏が寄贈したそうです。
久留米の町全体がブリヂストンに関係する施設ばかりで大変驚きました。
まさに地元の英雄といった印象を受けました。
本当にすごい方です。
研修中の座学では朝から夜までみっちり勉強してきまして・・・
正直かなりハードでした。
それでも、一緒に研修に参加した皆さんとも色々なお話ができて本当に素晴らしい研修となりました。
また機会があれば久留米を訪れたいと思います。
担当者:池田