寒川日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

アライメントのお勉強。

2020年7月26日

神奈川県内の、色んなタイヤ館で勤めてきましたが、

個々の店でそれぞれ、『こだわり』を持って作業する方が多いので、

沢山のスタッフから色んなノウハウを吸収しています。

 

今回の題材は トヨタ の 86 です。

↓寒川店の測定機 です。

この機械から照射して、 車のホイールにつけたセンサーに反射させて、

地面に対してタイヤをどういう角度で支えているのか、

進行方向に向かってタイヤが真っ直ぐなのか、左右でバラつきがあるのか、

細かい数値を表示します。

タイヤのサイズは 215/45R17 ポテンザ S007A をお取り付け。

走行距離は約50,000km 

足廻り フルノーマル 今のところ ブッシュ 類の縮み、 ヨレ は無さそうです。

↑フロントの調整箇所 トー 調整 のみ

↑リアの調整箇所 トー 調整 のみ

交換前のタイヤには極端な 片減り や 偏摩耗 はありませんでしたが、、、

測定数値を見てみると、

数字の読み方が分からなくても、左右でバラバラなのはお分かりいただけるはずです。

何かに乗り上げたり、縁石にぶつけたりしなくても、走行に伴い少しづつずれてきてしまいます。

この数値を、『トー角調整』のみで 直進安定性 と 運動性能 を高めます。

リアはここを動かして数値をだします。

フロントはここを動かして数値を出します。

トヨタの86は調整機構に手が届き易くスムーズに作業できました。

車種によってはアームが太く、工具が届きにくかったり、

アームとアームが近すぎて手が入りにくかったり。

 フロントのトータルトーは 0‘04 、

リアのトータルトーは 0’12 、

街乗りには最適な数値になりました。

車高調や調整式アーム等を取り入れて、さらに自分好みの乗り味にしてみるのも良いかもしれませんね!

ぜひご相談ください♪

 

 

 

担当者:まっちゃん