アライメントのお勉強。
神奈川県内の、色んなタイヤ館で勤めてきましたが、
個々の店でそれぞれ、『こだわり』を持って作業する方が多いので、
沢山のスタッフから色んなノウハウを吸収しています。
今回の題材は トヨタ の 86 です。
↓寒川店の測定機 です。
この機械から照射して、 車のホイールにつけたセンサーに反射させて、
地面に対してタイヤが車をどういう角度で支えているのか、
進行方向に向かってタイヤが真っ直ぐなのか、左右でバラつきがあるのか、
細かい数値を表示します。
タイヤのサイズは 215/45R17 ポテンザ S007A をお取り付け。
走行距離は約50,000km
足廻り フルノーマル 今のところ ブッシュ 類の縮み、 ヨレ は無さそうです。
↑フロントの調整箇所 トー 調整 のみ
↑リアの調整箇所 トー 調整 のみ
交換前のタイヤには極端な 片減り や 偏摩耗 はありませんでしたが、、、
測定数値を見てみると、
数字の読み方が分からなくても、左右でバラバラなのはお分かりいただけるはずです。
何かに乗り上げたり、縁石にぶつけたりしなくても、走行に伴い少しづつずれてきてしまいます。
この数値を、『トー角調整』のみで 直進安定性 と 運動性能 を高めます。
リアはここを動かして数値をだします。
フロントはここを動かして数値を出します。
トヨタの86は調整機構に手が届き易くスムーズに作業できました。
車種によってはアームが太く、工具が届きにくかったり、
アームとアームが近すぎて手が入りにくかったり。
フロントのトータルトーは 0‘04 、
リアのトータルトーは 0’12 、
街乗りには最適な数値になりました。
車高調や調整式アーム等を取り入れて、さらに自分好みの乗り味にしてみるのも良いかもしれませんね!
ぜひご相談ください♪
担当者:まっちゃん