BMW 320i(F30) 4輪アライメント調整
みなさまこんにちは(^▽^)/
最近入庫の多くなりましたBMWのアライメント調整のご紹介です。
本日のご依頼車両は、BMW320i(F30)のお客様。
タイヤ交換と同時にアライメント調整をご依頼いただきました。
では、早速測定から入ります。
まずはアライメントレーンに入庫し準備を進めます。
測定器具を各ホイールへ取り付け。
車両を前後左右に動かして測定開始します。
測定結果がこちら。
フロントは右キャンバー角が立っている事と、左のトー角がインに大きく振れている点が気になります。
リアは右キャンバー角が立っている事と、左トー角のインに振れている点と右トー角が逆にアウトに大きく振れている点が気になります。
車全体の歪み角を示すスラスト角も-11分と大きく振れているので、車はだいぶ斜めに走ってしまっていて乗りずらそうです。
ではかっちりと修正しちゃいましょう!
リアの足回りです。リアはトー角、キャンバー角共に調整機構があります。赤丸部分の偏心カムワッシャーのあるメンバー側取り付け部で調整します。
フロントの足回りです。赤丸部分のステアリングタイロッド部でトー角を調整します。
調整後のデータです。
フロントのキャスター角の左右差と右キャンバー角の修正が出来ないものの、前後トー角はきっちり基準値に調整。リアのキャンバー角は右側アームの歪みが大きく基準値までは戻せない状態の為、左右差をなくすよう調整しました。
スラスト角も-0°11’ → 0°00’に改善しました。これで車はまっすぐ走りますね。
各部点検を行い作業完了です。
アライメント調整で生まれ変わった乗り味をぜひ堪能くださいませ。本日はご利用誠にありがとうございました。
担当者:白鳥