空気圧センサーあれこれ
スタッフの山本です!
今回はチューブレスバルブ 空気圧センサー付きバルブを見比べてみました。
まず空気圧センサーですが、その名の通り走行中に空気圧の監視をする
システムです。例えば空気圧チェックをしばらく忘れていて、
指定の空気圧より大きく低くなってくると、警告を出してくれます。
その他パンクをしてしまった時も空気圧が減ってきたら警告をしてくれるので
バースト事故等を事前に防ぐ事が出来る可能性が有ります。
上の画像ですが、左からおなじみのB-01 ブリヂストンの空気圧センサーの
初期型です。
真ん中がB-01の後継モデルB-11。小型化されて、トルク管理(締め付ける強さ)
が必要の無いゴムバルブと空気圧センサーのハイブリッド型になりました。
トルク管理が必要無いという事は万に一つの、緩んでしまう事が無くなり
ました。
真ん中の画像はセンサーの裏側を撮ってみました。
お気づきの方はいらっしゃると思いますが、どれも似ていますね。
そうです。3つとも同じメーカーが作っているのです。
B-11とレクサス用のセンサーは裏側が透けていますね!(^^)!
水分が入らないように、透明なコーキングされています。
この空気圧センサー、以前はハイエンドな高級車にしか装着されていません
でしたが、最近は一般的な車両にも標準装着されるようになってきました。
やはり空気圧は安全な自動車運行に大きく関係してくるので
標準装着車が増えてきているのですね。
特に輸入車では空気圧監視方法は違う車両も有りますが
(タイヤ外径で空気圧を監視するシステムも有ります)
空気圧監視システムが標準装着されている車両が多いです。
実はこの空気圧センサー海外では新車に標準装着する事を義務化されている
地域も有ります。
米国では2007年9月に法規化 欧州では2012年11月に法規化
お隣韓国では2013年1月に法規化 中国・日本では現在法規化を検討中だそうです。
先進国と謳われた日本。自動車先進国では無いのかな??
6/12の日記で、タイヤ協会がパーキングで無作為にタイヤのチェックを
したら、165台中43台の空気圧不足の車両が有ったというお話を
書きましたが、もし空気圧センサーを標準装着・もしくは後付装着
すればこの43台の空気圧不足の車が無くなるのかな?
とか、タイヤバーストが起因の交通事故が減るのかな??
とかいろいろと想像してしまう私ですが・・・
タイヤ館で取扱いしている、空気圧センサー
標準装着されていない車両にも後から取付も可能ですので、
お気軽にスタッフにご相談下さい。
※取付が出来ない車種・ホイール形状等あります。その際はご了承ください。