サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

修理後のアライメント調整

2020年9月14日

みなさま、こんにちは。
1週間前までは記録的な暑さだったのが、一雨ごとに涼しくなってきて朝夕の風が随分と秋らしくなってきました。
まだまだ日中はおひさまが出ると暑いですが、徐々に秋は深くなってきているんですね。
秋の夜長、みなさまはどのように過ごされますか?

 

今日は修理後のアライメント調整のお話です。
今回のお客様は自動車ディーラー様で、リヤの足回りを修理したという事でアライメント調整のご依頼を頂きました。
では早速、測定調整していきましょう。

お車はインプレッサのG4。
走行距離も少なく、非常に状態が良い車両です。
スバル車はフロントのキャンバー、トー調整、リヤはトー調整ができます。
まずはフロントのキャンバー調整を可能にするために、ストラットとハブナックルをつないでいるボルトを緩めましょう。

指さしているボルト上下2本を一度緩めます。
上側のボルトが偏芯になっているので、このボルトを開店させることでキャンバーを調整していきます。

 
テスト走行では明らかに車が斜めに走ってます。
リヤのトーにかなり違和感があるのと同時に、フロントのアライメントにもかなりのズレを感じます。
当然、ステアリングの中心もズレてましたので、かなり調整をしなくてはいけないような気がします。
さぁ、きっちり調整していきましょう。

計測してみたところ、リヤは左がトーアウト、右がトーインということで完全に左に向かってお尻が走っていく状態でした。
フロントですが、キャンバーは左右のズレは大きくないのですがトーが完全にずれていました。
全てきっちりと基準値で調整し、その後のテスト走行では最初とは全然違って安定して真っすぐ走るようになりましたよ。
調整後は車の印象が変わるくらいの違いで、やはりアライメントのズレが大きく影響していたんですね。
やっぱりアライメントはとても重要です。

 
最近、真っすぐ走っているのにハンドルがどちらかに切れている、もしくは最近車がふらつくなどありませんか?
また、タイヤを見たら内側と外側で減り方が全然違うなんて事ありませんか?
もし一つでも該当していたら、お車のアライメントが狂っているかもしれません。
そんな時は是非当店へご相談下さい。
アライメント調整で、お車本来の性能を引き出します。
みなさまのご来店、お待ちしております。