サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

こちらも大人気リジカラ

2020年7月14日

みなさんこんにちは。
当店のHPを見て下さっている方はリジカラご存じですか?
車体剛性を上げる部品としてとっても人気の部品で、当店でも数多く販売取り付けさせて頂いております。
ここで、リジカラをご存じない方にご説明させて頂きます。

 
車は車体(フレーム)とサブフレームというもので構成されてます。
車体は読んで字のごとく車体本体。
サブフレームというのはエンジンやミッションなどを乗せるフレームの事で、そのサブフレームを車体にボルトで締結して一体となっています。

そのサブフレームをボルトで締結しているという構造上、どうしても組付けボルトとフレームの間に隙間(クリアランス)が発生してしまいます。
キッチリピッタリのサイズでは車両製造時に組付けが非常に難しくなってしまいます。
量産性を上げるためにもある程度のクリアランスが必要なのです。
しかしそのクリアランスがある事で、ズレが発生してしまいます。
またフレームとサブフレームの接触面も鉄板のうねりなどでどうしても密着できません。
密着度が低い鉄板同士ですから、ズレが発生しやすくなってしまいます。
結果、フレームとサブフレームの間で面ズレが発生してしまうんです。

ズレが発生するとどうなるかというと、振動となって車体に伝わってしまいます。
あとは走っているときにはサブフレームにサスペンションからの力もかかりますので、力に対してもズレが出てしまいます。
結果、直進時のふらつきが出たり、段差を超えた時の衝撃が大きくなったりします。

 

そういった量産車ゆえに仕方ないとされていた部分を解決したのがこの「リジカラ」。
車種別に設定され、これをサブフレームを締結する部分に挟み込む事でクリアランスを0にし、なおかつフレームの密着度を飛躍的に上げる事ができます。

アルミ調質材でできた特殊パーツを締結部に挟み込む。
そして締め込んでいくことによって、カラーが変形しながらボルトとフレームの隙間のクリアランスを0にしていくんです。
なおかつ、フランジ部(カラーのつばの部分)がフレームとサブフレームの間で圧延し、面を密着させる。
これで車体(フレーム)とサブフレームは剛体化、一体化するわけです。

 
リジカラって本当に良く考えられてますよね~。
実際、装着されたお客様からもご好評いただいております。
スポーツ走行が好きな方なら特にオススメ。
ハンドリングも良くなって、気持ちいい走りになりますよ~。
スポーツ走行しないお客様でも直進性が良くなって乗りやすくなったり、不快な振動がなくなったりと効果は十分実感できます。
あなたの車がシャキッとしますよ~。
リジカラの販売、取り付けも是非当店へご相談下さい。
お客様のご来店、お待ちしております。