スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

真面目な日記・・・  こんな日もあります。

2015年3月11日

3月11日…

生涯忘れる事の出来ない記憶に残る出来事。

東日本大震災

当時は「エコ」「地球環境を保全」と言う言葉、いろいろなメディアを通し世間に訴えかけられていました。

その「地球が」我々に「牙」を向いた日です。

たくさんの犠牲者と大きな損害を後世に残し、まるで上辺だけの「地球環境保全」と言う言葉を戒めるかのような出来事。

こんなしっぺ返しをする様な「地球を守る」と言う事に意味があるのか?とも当時は思ったりもしました。

当店のお客様の中でも震災の犠牲になり、尊い命をなくされた方、社員の中でも親族に犠牲者を出したスタッフもおりました。

地震後家に帰宅し、仙台新港方面を見た時のコンビナート火災の黒煙とオレンジ色に光る空、津波が去った後の車や船、家屋が散乱した海岸地域、前日に行った取引先が跡形もなくなくなっている状況、自衛隊の方たちによる捜索の様子…

まさに映画のワンシーンが目の前で繰り広げられている様な、絶望感…

あ~~10年位は元にもどらね~な…電気・水道・ガス?3年位ダメなんじゃ…

本当にそう思ってました。

しかし日本全国からの応援の方々の努力により、ライフラインは1カ月もしない内に回復!道路も自衛隊の方々等の努力により日に日に開通。

日本人って凄い!と思った瞬間でした。

震災後しばらくはガソリンの不足の為「チャリ通勤」出勤していると災害派遣の車両の「パンク修理」一日一日があっと言う間にすぎた感じでした。

その様な状況でしたが、当店店長は震災当日「多賀城」のルート45の当時店長。店自体も2mを越える津波の被害があり、そこから営業再開に至るまでの苦労は我々には想像を絶する事だったと思います。

あれから4年…

震災の爪あとは徐々に薄くなり、心の隅に追いやられてしまう事も多くなっているのですが、せめて3月11日だけでも、きちんと当時の事を振り返り、お手伝いを頂いた方々への感謝の日にしていかなければ…

こんな真面目な事を日記にするとは流石「赤髪」!

前日のチャラ男の「オッパイ…」なんてふざけてません!