サービス事例 / 2016年6月3日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

タイヤのローテーションについて

2016年6月3日

タイヤ館鳴海ホームページをご覧いただきありがとうございます。

今日はパンクに引き続き、タイヤのローテーション(位置交換)についてお話しようと思います。

ご存知の方もいるかと思いますが、タイヤは交換してそのままの場所でキレイに4本の溝が減る

という事はありません。

これは空気圧もその1つの要因ですが、1番の理由は「ローテーション」すなわち「タイヤの位置交換」

がされていない事が要因です。

これは車の駆動方式、エンジンの搭載場所によってタイヤにかかる負荷が均等ではないからです。

FF車(前輪駆動)なら前2本のタイヤ、FR車(後輪駆動)なら後2本のタイヤ、4X4(4輪駆動)なら4本のタイヤ

と、かかる負荷が様々で、尚且つ最近の自動車はFF車(Fフロントエンジン・Fフロントドライブ)が多く、

1番重たいエンジンが前にあり、ハンドル操作も前のタイヤ、駆動するのも前のタイヤで

後ろのタイヤより前のタイヤが先に減ってきます。

そこで、タイヤ館ではタイヤを長く使って頂くために、ローテーションをオススメしています。

名前の通り、位置交換でほぼ全ての車が前後同じタイヤサイズを着けているので(一部例外有り)

前のタイヤを後ろに、後ろのタイヤを前に持ってくるという作業です。

取付位置の場所は駆動方式によって変わります(図を参照してください)

この作業で偏った減りを抑え、4本のタイヤをキレイに減らしていきます。

2本だけの交換だと手間や出費がかさみますからね。

ブリヂストンは5,000kmを目安にローテーションを推奨しております。

また当店でタイヤ4本お買い上げのお客様にはローテーション作業料は通常の半額の料金で

させて頂いていますので、タイヤを長持ちさせたい方は当店を是非ご利用ください。

担当者:ミルノ