サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

スタッドレスタイヤはQちゃんなんです

【タイヤ】
2020年12月23日

タイトルをご覧になり

漬物や愉快なオバケ

連想されたかと思いますが…

違います( ಠωಠ)

今回のオハナシは

スタッドレスタイヤをご使用になる時の

注意点についてです

 

 

 

冬道に欠かせないスタッドレスタイヤ

雪上・氷上での性能は勿論

ドライ・ウェット路面での性能も

夏タイヤに引けを取らない程高性能化してますね

なので

ついつい夏タイヤと同じように

運転されてしまう方も多いのではないのでしょうか・・・?

しかし

スタッドレスタイヤは

冬道で威力を発揮するよう設計されているで

やはり夏タイヤとは違った注意点がございます

今回はその中でも

「速度」

についてご説明致して参ります

 

まず

タイヤ側面のサイズ表記の例をご覧下さい

サイズ表記の一番最後のアルファベット

今回のお題でございます

これは

「速度記号」

と云うもので

そのタイヤが既定の条件で走行可能な最高速度

を表しております

 

コチラが一覧表です

※スマホでご覧の皆様、見にくくてゴメンナサイ(;^ω^)

夏タイヤの場合

一般的な乗用車には

S~Vのタイヤが装着されており

W以上は高性能スポーツカー等に装着されております

それぞれの車の性能に応じて

必要な速度性能のタイヤが選ばれているんですね

いずれも法定速度をかなり超過しておりますが

これは

100㎞/h前後で走行する際の

「余裕」

の為なんですね

 

ところが

ブリヂストンの

乗用車用スタッドレスタイヤの場合

速度記号が

全て「Q」なんです!!

最高速度「160㎞/h」まで

軽自動車用もスーパーカー用も同じなんです

「160㎞/hも出さんから関係無いわ」

とお考えの方が多数だと思いますが

ここで先程出て来ました

「余裕」

の部分について考えてみましょう

100㎞/hで走行中の余裕が

夏タイヤの場合最低でも

80㎞/hあるんですが

スタッドレスタイヤの場合

どんな車も60㎞/hしかございません

 

そして

最近の普通車の多くが

160㎞/h以上の速度を出せちゃうんです

それ以下の速度でも

限界速度に近付くほど

タイヤが激しく摩耗致します

危険な上にお財布にも厳しいんです

軽自動車でもリミッターが作動する

130㎞/hまで出せる車がございますので

注意が必要ですね

 

以上の事を踏まえますと

高速道路でも「100㎞/h以下」で走行する事が

スタッドレスタイヤを安全にご使用いただく上で

重要である事がご理解いただけると思います。

 

 

さらに

タイヤの限界速度を超えて走行すると

どうなるか?

についてご説明致して参ります

空気圧不足のタイヤと同じ現象が発生致しますので

以前に取り上げた事例からの抜粋をご覧下さい

限界速度を超えて走行すると

回転が速すぎて

接地した時の変形が戻り切らないうちに

再び接地してしまします

このサイクルが繰り返される事により

タイヤ全体が波打ち

バーストに繋がるんですね

これを

スタンディングウェーブ現象

と申します

160㎞/h以上で

タイヤがチュドーン\(^o^)/

恐ろしいですね ガクガク((;OдO))ブルブル

 

 

 

何だか恐ロシアなお話になってしまいましたが

ちゃんと点検したタイヤ

法定速度を遵守して運転していれば

問題の無いお話でございます

この事例をご覧になった皆様は

「ハイウェイスター」

を目指さないで下さいね(笑)

安全運転でまったり行きましょうよ・・・(´^ω^`)

 

 

冬のカーライフは

安全・安心・快適・ラクラク

スタッドレスタイヤ

エンジョイしましょう!!

 

 

 

皆様のご来店お待ち致しております

 

 

 

以上

ちゅん太郎でした

 |•ө•)⁾⁾スンスンスンスン