サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

スカイライン ラジエター交換の巻

2015年7月20日

○○様、先日は当店でラジエター、サーモスタットなどを交換していただき、

ありがとうございました。その後お車の調子はいかがですか?

今回作業したクルマは『日産 スカイラインGT-R』です。

型式はBNR32になります。

今では希少になってしまった32GT-R。

ですが、オーナーさんの愛情で大事に乗られてる1台です(^_^)/

ラジエターはオールアルミ製の軽量タイプ。コアの厚さは42ミリで上下のタンク部も大きくなっております。純正ラジエターよりも大容量タイプになってます。それにより、冷却水の容量が多くなり冷却に余裕が出るので、オーバーヒートしにくくなるメリットがあります。

また、純正の電動ファンシュラウドが搭載できる設計になっているので、通常走行(街乗り)でも安心して使える商品です!

クーラントラインは、通常よりも強化されたゴムを2層にし、さらにそのゴム層の間に強化ネットを挿入した3層構造のホースで、高圧のラジエターキャップを装着した時の『耐 膨らみ性(耐圧性能)』、エンジンの高回転域で生じるホースの『耐 つぶれ性能』を高めたラジエターホースになります。

サーモスタットは、冷却水を適正温度に保つために装着されてる『冷却水路の水門番』と言ったところです。これが付いているおかげで、寒い冬にはヒーターから暖かい風が流れてくるんですよ(^◇^)/

ただ、この純正サーモは開弁温度が80℃以上となっているので、気温の高い夏場だとオーバーヒートしてしまう可能性も…! そこで今回は、純正よりも低い水温で水門が開き、冷却水が循環する様なサーモに交換しました。

このサーモは65℃で開き始めるので、純正よりも早い段階で冷却水がラジエターに循環を始めるので、オーバーヒート対策にもバッチリです!

今回装着した商品は…

ラジエター  :ブリッツ レーシングラジエター タイプZS

ホース    :ビリオン クーラントライン

サーモスタット:ビリオン ローテンプサーモスタット(開弁温度 65℃)

…となっております