スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

◆アイドリング不調…その後◆

2017年7月22日

みなさん、こんにちは。

 

以前スタッフ日記であげた私の愛車ジェッタのアイドリング不調ですが、

前回のチャコールキャニスターとパージバルブの交換では改善されなかったので、

その後のご報告です。

 

あれから症状は悪化の一途で、

ここ1週間はエンストしてもおかしくない状態になってしまいました…。

 

ネットで調べまくった結果、スキャンツールで読み取った

エラーコードの内容が判明したので、もう1ヵ所修理に踏み切りました!

 

参考までにエラーコードをご紹介します。

 

・08825(P2279) インテークシステム エア漏れ

・08583(P2187) フューエルシステム アイドリング時混合気薄い

・01287(P0507) アイドリングスピードコントロール エンジンスピード高い

・01089(P0441) フューエルエバポレーションシステム 効率の異常

 

フューエルエバポレーションシステムは前回修理したのでとりあえず保留とし、

今回は上記3点を問題点とし、プレッシャーリリーフバルブの交換です。

 

これがプレッシャーリリーフバルブです。

エンジンカバーを外したら、すぐ手前にあります。

ホース2本とトルクスネジ4本外せば簡単に外せちゃいます!

外すとこんな感じになっているので、パッキンを新しい物と入れ替え、

逆の手順で取付ければ完了となります!

社外品のためか何かの対策品なのかわからないですが、形状が若干変わってます…

 

さて、外したバルブを分解してみます。

予想通り、内部のゴムパーツが切れていました。

 

これがエア漏れの原因ですね。

 

そしてまたまたスキャンツールでエンジンチェックランプを消して作業終了です。

直噴エンジンはエンジン内部にカーボンが溜まりやすいとのことなので、

とりあえずWAKO’Sのフューエルワンを注入しました。

 

【今回の修理部品】

・チャコールキャニスター(純正OEM品)

・パージバルブ(BOSCH製)

・プレッシャーリリーフバルブ(社外純正タイプ)

・WAKO'Sフューエルワン

 

修理から3日が経ち、アイドリング・シフトチェンジのタイミング等正常な状態に戻り、

スキャンツールでもエラーなしとなりました。

 

フォルクスワーゲンやアウディのアイドリング不調が起きた時の参考にしてみてください。^^v

 

(山田)