スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

『パンク修理失敗事例』

2016年10月30日

みなさん、こんにちは。

今日は良いお天気となりましたね。

本日パンクでご来店頂いたお客様のタイヤを点検してみた所、以前パンク修理した箇所からのエアー漏れを確認しました。

お話しを伺うと数日前に他のお店で修理して貰ったとの事でした。

他店で行った修理方法は外側からゴムを刺す【外面修理】となります。

【外面修理】は短時間で手軽に修理を行えるので、多くのお店で取り入れられている修理方法です。

ただ手軽に行えるからといって修理の意味合いまで理解していないお店が多く存在しているのも事実です。

【外面修理】はあくまで応急修理になるので再発のリスクがあるのです。

当店ではパンク修理の基本となる【内面修理】を推奨しております。

【内面修理】はタイヤとホイールをばらし、タイヤの内側からパッチをあてる完全な修理方法となります。

外見だけではわからない内部損傷も【内面修理】なら確認出来るので非常に安心です。

今回失敗の原因の1つは外側から釘が確認出来なかった事ですでに抜けてしまっていると思い異物を刺さったままの状態にしてしまっている点。

もう1つは修理する為に釘が刺さっていた穴を広げるのですが、その際に釘が刺さっていた穴を外し別の穴を開けてしまった点です。

要するに修理するつもりの処置がパンク箇所を増やしてしまったと言う事ですね。(;一_一)

パンク修理を依頼される場合は【内面修理】を行える店なのかを確認する事をおすすめいたします。

(山田)